2023年12月の天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。
(奈良県を基準に作成しています)
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2023年12月の天の川の方角と見え方
新月の日(13日)の星空、天の川の見え方です。空が暗くなる18:17頃。北西に傾く天の川。夏の大三角が低い位置に見えます。
0時に南の空にオリオン座が高く昇り、冬の天の川も立ち昇っています。
空が明るくなり始める5:24。冬の天の川やオリオン座は西の空へ沈み、ふたご座も低い位置にいます。
画像は「ステラリウム」より引用。
2023年12月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1~9日は、空が暗くなって(18:16頃)から月の出まで。西に傾く天の川を観察したいです。
10~16日は新月付近になり月明りを気にせず天体観測できそうです。15日5時頃、ふたご座流星群の極大があるので、ばっちり観察できそうですね。
17~24日は月の入り後から夜明けまで。冬の天の川を中心に観察していきたいです。
29~31日は空が暗くなって(18:24)頃から、月の出まで。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しましたが月が出ていても、月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して天の川を撮影するのも面白いです。
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実際に12月に撮影した星空を紹介
2019/12/1 1:01。冬の天の川がまっすぐ立ち昇っています。
2019/12/8 2:57。西の空に寄りかかる冬の天の川。
2019/12/8 4:30。西の空に倒れる様に傾く冬の天の川。この後、空が明るくなるにつれてオリオン座も地上に隠れていきました。オリオン座が隠れると夏の天の川を期待してしまいますが撮影出来るのは早くても1月後半です。
2020/12/19 0:30。西の空に寄りかかっている冬の天の川。
2022年「ふたご座流星群」極大当日に撮影した流れ星の動画です。明るい流れ星がたくさん流れた夜でした。この時期の夜はとても寒いで、防寒対策必須です。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
こんな感じで星空・天の川、流星群等を動画撮影しています。
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
参考記事:綺麗な星空で天の川を見る方法
2023年の撮影候補日を纏めています
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