2023年5月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)
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2023年5月の天の川の方角と見え方
5月20日(新月)の星空を見ていきます。
日没後、空が暗くなる20:26の星空(日の入18:56の1時間半後)。
東の低空に「夏の大三角」のベガが昇り始めていますが、天の川はまだ地平線の下。

2時間後の22:27の星空。東の地平線から天の川が昇ってきました。

0時頃。南の方に移動しながら、天の川も良い感じに立ち昇りました。肉眼でも良く見えそうです。

空が明るくなり始める3:21の星空(日の出4:51の1時間半前)。
天の川は南の空にまっすぐに立ち昇っています。

画像は「ステラリウム」より引用。
2023年5月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)

データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1~3日は月の入後から夜明けまで。空が明るみだすのが3:30頃なので僅かな時間ですが、立ち昇る天の川を観察したい所。
9~16日は日没後の空が暗くなってから(20時20分頃)から月の出まで。
17~23日は、新月(20日)の影響で月明かりをあまり気にせず一晩中星空を観測できそうです。
24~31日は月の入後から夜明けまで。6月中旬から7月中旬まで梅雨期間があるので、撮影機会は逃しなくない所です。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に5月に撮影した星空・天の川を紹介
2019/5/3 2:39。良い感じに天の川が立ち昇っています。

2018/5/15 3:17。カメラを縦にして天の川を撮影するのも楽しい季節です。

2019/5/3 4:09。夜明けに消えていく天の川。

2022年5月、みずがめ座η流星群を撮影した動画です。(タイムラプスではなく、リアルタイムの動画です)
2022年、ゴールデンウィーク中に友達と星空を見に行った様子を、リアルアイムの動画で撮影しました。寒くて静かな雰囲気が良く分かるかと思います。この映像は、実際の天の川の見え方に近付ける為、暗い映像になってます。
こんな感じで星空・天の川、流星群等を動画撮影しています。
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
2023年の撮影候補日を纏めています
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