2020年ももうすぐ終わります。
前年2019年では、欲しいと思っていた写真撮影機材はほとんど揃い、今年はそこまでの出費はないだろうと思っていましたが、振り返ると色々導入していたようです。
そこで、2020年導入して良かったカメラ関係のアイテムBEST10を紹介します!
去年(2019)の記事もぜひご参考ください。
それでは、あんまり順位に意味はないけど、1位から順番に紹介していきます!
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第1位 SONY a7SⅢ
今年導入して良かったものとして、やはりこのSONY a7SⅢです。
カメラ(写真)に関してはCANON EOS5DmarkⅣでも満足していましたが、SONY a7SⅢを購入した理由は「星空を動画で撮影する」ためです。
写真ほど星空を明るく写す事は出来ませんが、実際に星空を見ている様な、そこで見上げた星空を思い出す様なリアルな雰囲気が星空の動画の魅力と思っています。
写真においても、低画素(1210万画素)の為にメリットデメリットはありますが使いやすいカメラだと思います。
もちろん、星空の動画だけではない、色々な動画を撮影するキッカケとなった一台です。
第2位 SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART
私が撮影する星景写真は基本的には合成はせず、一枚撮りが多いです。しかし、一枚撮りの場合では地上が暗すぎるような場所では明るいレンズが必要になります。そこで、SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTを導入しました。
やはり、一段以上も明るいと使いやすさは全然違い、今でもメインレンズとして使い続けています。ただし、開放F1.8では周辺の星にコマ収差が出てしまったり、周辺の描写の甘さが目立つこともあり、開放で撮影するデメリットも結構あると思います。ちなみに、F2.8まで絞れば結構シャープな写りになり、基本的にはF2.8で撮影、状況に応じてF値を下げていく運用をしています。
ちなみに、カメラのキタムラの中古状態Aにて購入。ほとんど新品みたいな状態でした。最近は中古ばかりです。
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第3位 MOZA AIR CROSS2
一眼カメラ用のジンバルで、これがあればドローンを飛ばしたような手振れのないスムーズな映像が撮影できます。(スムーズな映像を撮影するには歩き方を含め、それなりの練習が必要)
星空を歩きながら動画するには必須と言っていいアイテムです。
第4位 SIGMA 24mm F1.4 DG HSM ART
星空を動画撮影するには兎に角明るいレンズが必要。また、広すぎず狭すぎず、使いやすいレンズとしてSIGMA 24mm F1.4 DG HSM ART購入しましたが大満足です。
開放F1.4で星空を写真撮影すると周辺はかなりコマ収差が出てしまい、F2.8程度まで絞る事が多いです。
一方、動画でのコマ収差は個人的にはそこまで気になりませんので開放F1.4で撮影しています。動画用のメインレンズとして使っています。
ちなみに、こちらのレンズも「カメラのキタムラ」の中古品で状態ABでした。箱等はついていませんでしたが、レンズフードに小傷があったものの、全然綺麗な状態で問題なく使えます。下記は別のレンズですが、状態ABの購入した際の記事ですが、参考までに。
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第5位 DaVinci Resolve Studio
動画編集ソフトです。SONY a7SⅢで星空撮影すると結構なノイズが出る為、ノイズ処理が出来るソフトとして購入しました。ノイズ処理性能は満足の行くものです。しかも出来る事が多い割に使いやすく、気に入っています。
もし動画を始めるならばこのDaVinci Resolveの無料版をお試しすることをオススメします。(無料版はノイズ処理が出来ない、4K書き出しが出来ない等の制限はあります)
DaVinci Resolve Studio/Blackmagic Design 公式HP
第6位 ソニーショットガンマイク BCM-E1M
SONY a7SⅢの内蔵マイクで十分だろう、と思っていましたが、全然無理でした。内蔵マイクの音質は悪くないのですが全方向の音を拾う為、周辺の雑音なども一緒に録音してしまいます。
そこで、指向性を切り替える事が出来るマイクとしてこのBCM-E1Mを購入しましたが、良すぎました。最初から購入しておけば良かったとも思えるマイクです。軽量なのでジンバルに搭載しながら使えるのもメリット。しかし、ジンバルのアームに干渉したりとデメリットも。
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第7位 防湿庫 HOKUTO HP-102EX
湿度対策なんて、プラケースに除湿剤入れておけばいいやろ!って思ってましたが、機材が増えて湿度が安定しなくなってきたので思い切って購入。
最初から購入しておけば良かったとは思うけど・・・最初の段階ではどのサイズを買っていいか分からないというのもあり、なかなか難しい選択ではあります。
導入して思うのは、圧倒的に精神的負担が軽くなったということ。天候・季節による湿度調整、除湿剤の期限を心配をしなくても、ずっと設定湿度を保ち続けます。しかも、購入のネックと思っていた「作動音」もほぼ聴こえません。(ACアダプターはギュルギュルと鳴っていますが、あまり気になりません)
第8位 ノートパソコン raytrek R5 32GB
SONY a7SⅢを購入し、DaVinci Resolveも導入した事で4K動画編集が本格化、編集に耐えうるパソコンが必要になりました。
そこでドスパラのクリエイターノートPC raytrek R5 32GBを購入。mouse等でも似たようなスペックのものがありましたが、自分の運用方法を考えドスパラのPCを選びました。
4K24pだと最適化メディアを作成しておけば問題なく編集可能。ただしノイズ処理とエフェクトを同時にかけると書き出しエラーが出る事もあり、100%思い通りには書き出せないけれど、全体的にはサクサク動いてくれるので気に入ってはいます。
もちろん、Lightroomも今まで使っていたPCと比べてもサクっと動くのでありがたいです。
あと、タワー型ではなくノートを購入した理由は「省スペースだから」です。
第9位 Kenkoプロソフトンクリア
発売からとても気になっていたソフトフィルター。効果の強いソフトフィルターでは星空だけでなく地上の景色もソフトになっていましたが、プロソフトンクリアでは地上のソフト効果は抑えつつも、明るい星を自然な印象で滲ます事ができます。
効果はめっちゃ良いです。また、地上に明るい照明があっても大きく滲まず、ある程度なら許容できるので使用範囲は広いかと思います。
あと、星空だけでなくライトアップやイルミネーションに使うのも良い感じに思います。
第10位 4Kモニタ LG 27UL850-W
SONY a7SⅢの動画が4k10bitで記録できるため、10bit対応、4K解像度、カラーマネジメント対応の3つを条件として、比較的安いモニターを探してたどり着いたのがLG 27UL850-W。
4K解像度の精細さには驚きました。自分の写真を見ても、こんなに精細な写真を撮影していたのかと驚きました。あと、カメラとはあんまり関係ないけどエクセルの作業性がめちゃくちゃ上がりました。
ちなみに、10bitに対応させるにはPCと接続するだけでは無理で、NVIDAコントロールパネルより設定変更が必要。またHDMI接続では設定出来ず、DisplayPortで接続が必要なようです。
27UL850-W | モニター | LGエレクトロニクス・ジャパン
まとめ
「2020年はそんなに機材を導入することもないだろう」と予測していましたが、
SONY a7SⅢの登場で動画を始める事になり動画用途のアイテム導入が多い年となりました。
動画となるとまだまだ欲しいレンズやアイテムが沢山あります。
特に星空の動画ではF1.4ですらも暗いと思えるので、それ以上に明るいレンズも今後は欲しい所です。
※2019年のBEST10は下記より
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