初心者でも手振れ軽減!(動画あり)MOZA AirCross2の良い&気になるポイント

初心者でも手振れ軽減!(動画あり)MOZA AirCross2の良い&気になるポイント

カメラを手に持ち、歩いて動画を撮影すると結構画面が揺れたり、ブレます。
後から撮影した映像を見ると、画面が揺れすぎて気持ち悪い・・・と思ったことはないでしょうか。

今回は、そんなブレを改善する為、カメラ用ジンバルGudsen MOZA AirCross2を購入しました。

ジンバルの購入はこれが初めてなので、他の製品との比較は出来ませんが基本的な使い方や効果、良い点、気になる点を簡単に紹介したいと思います。

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Gudsen MOZA AirCross2とは

デジタル一眼レフ対応のハンドヘルドジンバル3軸スタビライザーです。

カメラを手持ち撮影すると揺れや傾きが発生します。それらを軽減し、スムーズな映像が撮影出来るアイテムです。

MOZA AirCross2で撮影した映像

言葉で説明するより、実際にどんな映像になるか、見た方が早いので動画を撮影してきました。


ジンバルの扱いにはまだまだ慣れておらず、歩き方も少しだけブレを軽減するよう意識した程度ですが、かなりスムーズな映像が撮影出来ました。
(ジンバル有り無しの比較、各モードでの撮影等、動画内で色々やっています)

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MOZA AirCross2の使い方

今回は基本的な使い方だけを簡単に紹介していきます。

使用するまでの流れ

下記の4工程でとりあえず使えます。1)、2)を終えるまで、電源をつけてはいけません。

1)カメラのセット
2)バランス調整
3)オートチューニング
4)フォローモードの設定

1)カメラのセット

付属のL時プレートをカメラに装着し、ジンバルにセット。
(最大負荷重量(ペイロード)は300g~3200g)

2)バランス調整

ジンバルの4つのポイントでバランス調整をします。まずは下記のように、ジンバルを水平な場所に立てます。

チルトアームの調整をします。赤丸部分のノブを緩め、カメラが正面を向くよう、アームを左右に動かしてバランス調整します。もしカメラが上または下に向くようであれば、バランスが取れていません。

次はカメラのレンズを真上に向けます。カメラが上を向き続ける様に、プレートを左右に動かします。

次はロールアームを調整します。カメラが回転せず、水平を保つ様にアームを左右させて調整します。

最後はパンアームの調整です。こちらは少しややこしく、二枚目の写真のようにジンバルを傾けた時に、パン軸が回転しないように、アームを左右に調整します。

バランスが取れていれば、傾けてもパン軸が回転しません。

これでバランス調整は完了です。カメラやレンズを交換すると再度調整が必要です。

一応、ジンバルの機能でバランスチェックが出来ます。慣れないうちはやってみると良いかも知れません。(ジンバルを水平な地面に立てて、電源ON→中央ボタン長押し→advanced →balance chk)

下記の写真はバランスチェック結果の例です。T(チルトアーム)とR(ロールアーム)はOKですが、C(カメラのプレート部)のバランスが取れておらず、「-(マイナス)」方向に寄っています。

こんな感じでプレートに「C+」、「C-」と記載されているので、「C+」の方向に動かして再度調整します。

3)オートチューニング

搭載したカメラに適したモーター出力になるように、自動調整します。

電源をON(電源ボタン長押し)。ジンバルのメニューからモーター出力をオートチューニング。(中央ボタン長押し→gimbal→motor→power→aututune)
※カメラレンズの組み合わせによっては、適正に自動調整出来ない場合あり、
その場合は手動で調整します。

4)フォローモードの設定

カメラの追従を設定します。

各軸のフォローモードを設定します。ディスプレイにはTilt、Roll、Panの表示があり、それぞれ左端にF、Lと書かれています。Fがフォロー、Lがロックです。


フォロー状態(F)にしていると、カメラがジンバルの動きを追従します。ロック状態(L)にしておくと、ジンバルを動かしてもカメラが動きません。

例えば、Panをフォロー状態(F)でジンバルを動かすと、カメラも同じ方向にに向きます。

Panをロック状態(L)でジンバルを動かしても、カメラは動かず、正面を向き続けます。

こんな感じで、撮影の方法によって各軸のフォロー、ロックを設定します。ディスプレイの中央に表示されている数値は、フォロースピード(動きの速さ)を表しています。ダイヤルを回転させると数値が変わります。


ここまで設定出来れば、一応は使えると思います。

各ボタンの操作

各ボタンの操作も簡単に紹介します。


電源ボタン

電源ON、OFF・・・長押し
スリープ、解除・・・連続2回押し

ホイール

ホイールを回すことでTilt、Roll、Panを操作できる。
どの方向を動かすかは、電源ボタンを1回押すと切り替えできる。

トリガーボタン

リセンター(元の位置にカメラを戻す)・・・2回押し
自撮りモード(カメラが自分の方に向く)・・・3回押し
Pan、Tiltのフォロー・・・ホールド
オールロック・・・1回押し後、ホールド

トリガーボタンはジンバルを持った時に、自然な位置(人差し指)にあるため、操作がしやすいです。撮影中にフォローモードをサっと切り替えれるので便利です。

ジョイスティック

Tilt、Panの操作が出来ます。感覚的にカメラの向きを操作出来るので、扱いやすいです。ジョイスティックの倒し方で動きの強弱をコントロールできますが、感度の調整もジンバルで行えます。

MOZA AirCross2のお気に入りのポイント

このMOZA AirCross2というジンバルはとにかく多機能で全ての機能を紹介するのは少し大変なので、「これは良い!」と思ったお気に入りポイントだけを紹介します。

スマホでジンバルを操作可能

MOZA AirCross2はスマホで色々な操作が出来ます。

一部の機能を紹介します。

リモート
スマホでジンバル操作が出来ます。スマホの動きに連動するミミックモーションという機能もあります。

クリエイティブビデオ
・モーションラプス
・撮影の追跡
・可変速タイムラプス
・物体追跡
・タイムラプス
・パノラマ



中でも一番気に入っているのは、「撮影の追跡」という機能で、Pan、Tilt、Rollの動作を記録し、再生する事が出来ます。動作完了時間も幅広く設定(最大73時間?)出来ます。

「撮影の追跡」の設定方法は、下図のように設定画面で始点と終点を決めて到達時間を設定するだけ。簡単です。


ちなみに、ジンバルとスマホの接続も割と早い方だと思います。あまりストレスは感じない印象です。

インバートモード

ジンバルを逆に持って、地面スレスレのローアングルなどを撮影出来ます。疾走感のある映像も撮影できます。

ローアングル撮影というと、しゃがんだり中腰など無理な姿勢が多いですが、ジンバルのインバートモードではほぼ普通の姿勢で地面スレスレの撮影が出来る為、実際にやってみると結構面白いです。

インセプションモード

カメラが上向きになり回転します。回転方向、速さも調整できます。下に向けたり、横に向けても使用できます。

FPVモード

高速で動いている状態での撮影に向いているとのことで、カメラを向けた方向にジンバルも動きます。
私的には、あまり使い所がピンとこないモードでしたが・・・。

アルカスイス互換や、ミニ三脚など付属

色々付属していますが、アルカスイス互換のL時プレートや、ミニ三脚が付属していた事は地味に嬉しかったです。

L時プレートはアルカスイス互換の為、ジンバルから外してすぐにアルカスイス互換の三脚で使用する、ということも可能ですね。

ミニ三脚もジンバルに限らず、通常の三脚同様にカメラや雲台を取り付ける事も出来るので、色々応用できそうです。

(付属のミニ三脚に雲台を取り付けた例です※雲台は付属しません)

電池の持ちが良い

使用状況にもよりますが、CANON EOS5DmarkⅣで動画撮影をして電池が切れた時、MOZA AirCorss2のバッテリーは約半分ほど残っていました。
バッテリーは2つ付属していましたが、私はあまり長時間の撮影はしないので1つでも十分かな、という印象です。

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MOZA AirCross2の気になるポイント

実際に使ってみて、少し気になるポイントも紹介します。

ジンバル本体が重い

ジンバル単体でも約1kgあります。
これにカメラを乗せると、更に重量が増し・・・撮影し続けていると結構疲れます。まぁ、仕方ないですけどね。

携帯性の悪さ

こんな感じでコンパクトにすることが出来ますが、それでも大きいです。(ミニ三脚は外しています)
アームとボディが分離すればかなり携帯性は良くなりそうですが、分離出来ません。ジンバル専用のバッグを携帯するか、何かいい方法を考える必要がありそうです。

カメラとレンズの組み合わせによっては安定しない場合がある

最大負荷重量(ペイロード)は3,200gとなっていますが、
カメラとレンズの組み合わせによっては、動作が不安定になります。

安定して使えた例

CANON EOS5DmarkⅣ ・・・ 約890g
CANON EF24-70mm F4L IS USM ・・・ 約600g

合計 約1,490g 

こちらの組み合わせはカメラは重いけれど、レンズがコンパクトなのでほとんど問題なく使えました。

不安定だった例

CANON EOS6D ・・・ 約755g
SIGMA 24-35mm F2 DG HSM ART ・・・ 約940g
合計 約1,695g

そんなに激しく使わないのであれば、十分使用する事が出来ました。
しかしインバートモード時や、カメラの向きによっては微振動が発生します。
重量のあるレンズを安定して使いたい場合は、MOZA AirCross2では厳しいかも知れません。

ちなみに、下記の組み合わせですと電源を入れると微振動が発生、モーターの出力を調整しても全く使えませんでした。

CANON EOS5DmarkⅣ ・・・ 約890g
SIGMA 24-35mm F2 DG HSM ART ・・・ 約940g
合計 約1,830g

しかし、これより総重量が重たい組み合わせ(約1,875g)でも一応使える組み合わせもありましたので、カメラとレンズの重量のバランスも大切なのかなと・・・もう少し色々と試していきたいと思います。

まとめ

重さや携帯性の悪さもありますが、初心者の私でもそれなりに手振れ軽減効果を得る事が出来る素晴らしい機材でした。

但し、上手に使いこなすにはそれなりに練習が必要だと感じます。少しずつ練習していきたい所です。

ブレない動画の撮影に如何でしょうか。

ちなみに、今後はこちらのMOZA AirCross2にSony α7SIIIを搭載し、星空動画にチャレンジしたいと考えています。興味が御座いましたら、チャンネル登録いただけると幸いです。

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