2022年3月の天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。
(奈良県を基準に作成しています)
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2022年3月の天の川の方角と見え方
3月ともなれば夏の天の川も撮影しやすくなってきます。この時期から撮影を始める方も多いのではないでしょうか。
こちらは3月3日の新月の空が暗くなり始める時間(19:22)の星空。南の空に高く昇ったオリオン座。冬の天の川は少し西に傾いています。
3:30には水平線の上に浮かぶ夏の天の川。この時間からだと良い感じに撮影出来るかな?
夜空が明るくなり始める4:54の夏の天の川。良い感じに高さが出ています。
画像は「ステラリウム」より引用。
2022年3月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
夜になっても月が出ていると星空は綺麗に見えません。特に満月の夜は星空観測には適していません。下記に月齢と月の出入を纏めました。
また、夜空が暗い時間帯は日の出入1時間半前後を目安に。
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1日~6日は新月の影響で月明かりをあまりに気にせず星空、天の川を撮影出来そうです。
7日~14日は月の入(月が沈んで)から夜明けまで、天の川を撮影出来そうです。
20日~29日は日没から月の出まで間。最後の冬の星空撮影も良さそうです
30~31日は4月の新月の影響で月明かりをあまりに気にせず、天の川を狙って行けそうです。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に3月に撮影した星空を紹介
実際に3月に撮影した星空・天の川を紹介します。スタック・合成はなく、全て一枚撮りです。
2019/3/8 4:37。焦点距離50mm。夜明けの少し前、自撮りです。カメラを縦にして撮影するのもそろそろ楽しい時期かな?
参考記事:星空撮影にも使えるレンズCarl Zeiss Planar T*1.4/50 ZEの気に入っている点3つ
2019/3/8 5:12。焦点距離14mm。上記写真の約30分後の撮影です。空が明るくなり始めています。
参考記事:SAMYANG 14mm F2.8で撮影した星空の写真【レビュー】
2020年3月23日 3:57 。焦点距離14mm(トリミングあり)。3月も後半の撮影。天の川も高く昇り始めてきています。
参考記事:SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ARTを星空撮影に使用して思う事
2020年3月23日 4:59。焦点距離14mm。上記写真の1時間後の撮影。天の川も薄っすらと朝の空に消えていきます。夜が明ける時間もだいぶ早くなってきます。
参考記事:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTを星空撮影に使用して思う事【レビュー】
3月に撮影した星空・天の川の動画
3月に撮影した星空・天の川の動画も紹介します。SONY a7SⅢで撮影。梅と天の川の撮影でした。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
YouTubeチャンネル「星を撮りに行く」では星空撮影の様子や、現地の様子を動画にしています。(高評価、チャンネル登録頂けるととても励みになります)
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
2022年の撮影候補日を纏めています
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