2022年10月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)
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2022年10月の天の川の方角と見え方
10月というと夏の天の川の撮影もいよいよ最後になってくる時期。
2022年10月25日(新月)の星空です。夜空が暗くなる18:41の星空。南西の空に傾く夏の天の川。秋の天の川と呼ぶべきかな?
20:41には天の川の中心部は地平線に隠れてしまいます。
23:42。東の空にはオリオン座などの冬の星座たちが見え始めます。
空が明るくなり始める4:40。南の空へと移動したオリオン座たち。
画像は「ステラリウム」より引用。
2022年10月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1~8日は月の入り(月が沈んで)から空が明るくなり始める頃(4時半)まで。冬の星空を狙うのが良さそうです。
13~21日は日没後(19時頃)から月の出までの撮影。今年最後の夏の天の川を見に行きたいです。
22~28日は新月近辺になり、月明かりの影響をあまり気にせず星空を楽しめそうです。
29~31日は月の入り(月が沈んで)から空が明るくなり始める4時45分頃まで。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に10月に撮影した星空・天の川を紹介
2018/10/9 18:52。夏の天の川は良い感じに立ち昇っていますが、まだ完全に夜空が暗くなっていません。
2018/10/8 19:47。
2018/10/21 4:51。黄道光※と冬の天の川が肉眼で見えていました。夜明け前になると冬の天の川の隣に天の川と同じ程度の明るさの光の筋がもう1本。「あれ?冬の天の川が2本になった?」っと驚きました。撮影時は黄道光という現象を知らなかったので。写真で表すのが難しかったですが、壮大で幻想的な光景でした。
※黄道光(こうどうこう)・・・天球上の黄道に沿って太陽を中心に帯状に見える淡い光の帯。日没後の西の空は1月~3月が見えやすく、夜明け前の東の空は9月~11月が見えやすい。
2021年10月に撮影した星空のリアルタイム動画です。和歌山県の海岸で撮影しました。序盤は月が出ていましたが、良いアクセントになっていました。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
2022年の撮影候補日を纏めています
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