初めて購入したフルサイズ一眼レフカメラはCANON EOS6Dでした。
星空を撮影する為に購入した為、一緒に購入した初めてのレンズは「Samyang 14mm F2.8 ED AS IF UMC」でした。

このレンズは一年半ほど使用しましたが、超広角での星空撮影を試してみたいという方、初心者の最初の一本にはオススメではないかと思います。
ポイントとしては下記の3点かと思います。
・価格が安い
・星空がしっかり写ってくれる
・コンパクト、軽い
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Samyang 14mm F2.8で撮影した星空写真を紹介
まずはSamyang 14mm F2.8で撮影した写真を紹介していきます。
Lightroomにてほんの少し明るさ調整をし、RAWを書き出したもの。周辺減光や歪みは補正していません。
月を逆光で撮影したものです。1段ほど絞った(F4)と思いますが、周辺減光が目立ちます。(このレンズは電子接点がなくEXIFが残らないので正確に分かりません;;)まぁ、周辺減光も雰囲気が出るので、絶対的に悪いとは思いませんが。

こちらは開放です。周辺減光が結構あります。

Lightroom等を使用すれば、下記のように補正は出来ます。なので、そこまで心配は必要はないと思います。

Samyang 14mm F2.8の描写
先ほどの写真の中央、隅を9分割拡大したものです。

よく写っていると思います。25秒で撮影したものなので、星が少し流れていますが・・・。
私のレンズの個体差なのか、左上の方が片ボケのようにモワっとした描写になり、これは使い始めてすぐに気になりました。まぁでも、拡大して気になるレベルなので、そこまで問題には思っていませんでした。
それよりも困ったのが、無限遠が出ていない状態で届いた事でした。調べていると、この症状は結構あるようでした。こちらはピントリングのゴムを外し、中のセロハンテープを外して調整することですぐに調整できます。
現行のレンズなら、この辺りは改善されているのかな?
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Samyang 14mm F2.8の光芒
Samyang 14mm F2.8の光芒の出方は好みが分かれそうです。個人的な感想は、良くも悪くも・・・。
こちらの太陽の光芒はあまり好みではありません。

しかし、星の光芒は結構好きです。1段絞って(F4)明るい星を撮影した写真。

上記写真を拡大したもの。

Samyang 14mm F2.8で撮影したタイムラプス
こちらはSamyang 14mm F2.8タイムラプスです。
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Samyang 14mm F2.8について思う事
約1年半ほどメインレンズとして使用してきました。
現在はSIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ARTやSIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTを使用しています。これらかなり繊細な描写してくれるレンズです。
参考までに、SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ARTの拡大9分割したものです。撮影に使用したカメラ(CANON EOS5DmarkⅣ)が違うので、先ほどの9分割写真との比較には良い写真ではないですが、結構シャープに写ってくれています。

これらのSIGMA Artレンズと比べると、やはり少し描写は劣る様に思います。値段差もあり、仕方がないですね。
しかし、これらのSIGMA Artレンズは重さが1kgを超えてくるため、なかなか取り扱いも難しいです。
一方、Samyang 14mm F2.8の重さは550g(キヤノンEF)、サイズも2/3程度です。ちなみに価格も半分以下なので、そこそこ良く写ってくれる事を考慮すると非常に軽量でコスパが良いですね。
また、SAMYANG 14mm F2.8を最初のレンズとして購入したとして、今後高性能なレンズに置き換えたとしても、SAMYANG 14mm F2.8はサブレンズとして活躍してくれるかと思います。
というのもコンパクトで軽いので「とりあえず持っていく」事が出来ます。私自身も、荷物が多くなる時にはサブレンズSAMYANG 14mm F2.8は重宝していました。カメラが二台体制で撮影する時も、軽いのはやはり楽です。
このレンズはリニューアルされます
このレンズは近日「MF 14mm F2.8 MK2」としてリニューアルされるとのこと。フォーカスロック機能など、新しい機能が追加されていますが価格差もあり、今の時点ではどちらが良いか少し迷う所です。
→SAMYANG 14mm F2.8がリニューアル!新旧でスペック比較
まぁこの価格で、超広角レンズ、しかもF2.8という明るさ・・・コスパはかなり良いかと思います。
頭上を駆ける雄大な天の川を、ダイナミックに撮影してみませんか?
少し値段は高くなりますが、こちらのXPレンズも評判が良いみたいですね。
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