奈良県十津川村にある玉置神社(たまきじんじゃ)の駐車場へ星空・天の川撮影に行きましたので、撮影記録を記事にしたいと思います。
標高1,076mの玉置山。その山頂近くから見上げた星空はまさに圧巻でした。
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玉置神社について
標高1,076mの玉置山の山頂近くに鎮座する玉置神社。
参道には杉の巨木が並び、異世界のような雰囲気が漂っています。
お呼ばれしないと辿り着けないという話もあります。過去何度かお参りしていますが、そのたびに不思議な経験をする神社です。
過去に撮影訪れた記事はこちら。
世界遺産・神の棲む杜、早朝の玉置神社にお参りしてきました【奈良県十津川村】(2019年5月25日)
今回は、夜の玉置神社の駐車場での星空撮影になります。
玉置神社の夜空の暗さ
光害マップでみると、数値はなんと0.05!とても暗いですね。
「天の川が明るい!」と即座に感じる程に真っ暗です。
奈良県では「大台ケ原」が星空が綺麗で有名です。しかし、玉置山も負けず劣らずの星空です。
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玉置神社の駐車場の星空の全天写真
360度カメラ(RICOH THETA S)を使用して撮影した玉置神社の駐車場での星空の全天写真です。下記のClick to playをクリックすれば閲覧できます。
玉置神社 – Spherical Image – RICOH THETA
玉置神社へのアクセス
駐車場あります(無料)。結構広いです。駐車場内にトイレもあり。
玉置神社駐車場までは山道を走る必要あり。道幅は対向車に困る程ではありませんが、運転に自信がない方には少し難しいかもしれません。
また、道路に落石がよく転がっていたり、鹿やウサギなどの動物が飛び出してくるので注意が必要です。
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玉置神社の駐車場で撮影した星空・天の川の写真を紹介
今回訪れたのは6月後半の深夜0時ごろ。梅雨の晴れ間です。
玉木神社駐車場へ到着、車から降りてビックリです。
「天の川が明るい!」
通常、車を降りてから暫くしないと、目が暗闇に慣れていないので天の川は見えません。しかし、車を降りてすぐに光り輝く天の川が頭上に見えたのです。それだけ、夜空も周囲も暗いということかな?
こちらがJPEG撮って出し。カメラの設定はF1.8、SS20sec、ISO6400。思わず笑顔が出る程に夏の天の川は濃く映ってくれました。
こちらの写真をLightroomで少し強めに強調すると以下の感じに。
玉置神社の駐車場で見上げた星空は、少し青っぽく見えます。天の川の輝きで青っぽく見えるのかな?
週末の撮影日和でしたが、駐車場で星空撮影をしている方は誰も居ませんでした。(厳密には、売店の中に人が居たようですが)
ここまで来るなら、大台ケ原の方に行かれる方が多いのかもしれませんね。
車のボディにもしっかり天の川が写りこんでいました。
鳥居の前に売店があり、電気が点いていました。
以前訪れた時はこの電気が点いておらず、真っ暗闇でした。日によるのかも知れませんが、この明かりがまた、アクセントになって良いですね。
夜空を駆け抜ける白銀の天の川。写真ですとこんな感じに仕上げていますが、肉眼では夜空は少し青っぽく、天の川は白っぽく見えています。
玉置神社の鳥居です。
こちらは北側の空。駐車場奥に見えるのはトイレです。
駐車場西側はとても良い展望です。西側に傾く天の川の撮影に良さそうですね。
50mmのレンズで天の川銀河中心部分を撮影しました。(F2.2、ISO8000、8sec)
ポタ赤などを使い、星を追尾撮影しなくてもここまでバッチリと映る程の夜空の暗さ。
誰も居ない静かな山奥の駐車場。本来なら怖いはずですが、不思議と穏やかな気持ち。やはり、星が綺麗だと恐怖心も和らぐようです。
光り輝く天の川をずっと眺めていたかったのですが、ここでの滞在時間はほどほどに別の撮影スポットへ移動するのでした。
まとめ
玉置神社の駐車場からの星空の撮影記録でした。
奈良県でも最高レベルの星空を楽しむ事が出来ます。
私にとって玉置神社は特別な場所です。お参りをすると、いつも不思議な体験をします。目に見えない何かって本当にあるんだな、と感じる場所です。
過去にお参りした時の記事はこちら。
→「世界遺産・神の棲む杜、早朝の玉置神社にお参りしてきました【奈良県十津川村】(2019年5月25日)」
ちなみに今回の玉置神社駐車場の近くに、玉置山展望台があります。そちらでの星空撮影記録も記事にしております。
→玉置山展望台から見える星空を紹介します(奈良県十津川村)
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このブログについて
このブログでは各地での星空撮影記録を記事にしています。下記に地域別にまとめていますのでよろしければご覧ください。
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