簡単に360度の星空撮影!全天球カメラRICOH THETA Sを使ってみたよ

簡単に360度の星空撮影!全天球カメラRICOH THETA Sを使ってみたよ


星空の撮影の為に全天球カメラ(360度カメラ)のRICOH THETA(シータ) Sを購入しました。

片手で軽々と持つことが出来る

まず、驚いたのが、そのコンパクトさと軽さ
そして簡単に360度の星空撮影が可能ということ。
(下記が実際に撮影したものですが、クリックすると読み込みが始まります。表示されれば、ドラッグで自由に見たい方角に動かす事ができます)

soni 3 – Spherical Image – RICOH THETA

360度の星空の撮影って

・高価な機材が必要?
・撮影方法が難しい
・360度撮影って余計難しいのでは?

って思われるかもしれません。

しかし、このRICOHの全天球カメラTHETA Sはお値段もまぁまぁで、簡単に星空が撮影出来たので紹介していきます。(一般的な一眼カメラで撮影するより簡単でした)

これなら星空撮影初心者でも簡単に使う事が出来るのではないかな?

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THETA Sを購入した理由


一眼カメラで星空を撮影するのが趣味な私ですが、やはり超広角レンズを使って撮影しても、実際、頭上を流れる天の川を見上げるあの感動、そして南の空から北の空へ流れる圧倒的な存在感を写真で表現するのは難しく、なんとか記録として残せないかなぁと思っていました。


何かいい方法はないか、と考えて気になっていたのは全天球カメラ。
Googleのストリートビューの様なもので、全方位を撮影して見たい方向にスクロールするというもの。それで星空・天の川の撮影出来たら良いなぁと考えていました。


しかし全天球カメラって、高価なイメージがあったのでまだまだ入手は困難かなぁと思っていたのですが調べてみると、コンパクトで気軽に使えそうで、値段もそこそこで、なんと星空撮影も出来るRICOHのTHETA Sを見つけまして、こちらに決めました。

私が購入した値段はAMAZONでなんと27,800円


いやぁ、これを安いと思うか、高いと思うか・・・星空が撮影出来るような一眼カメラの本体だけでもこれ以上の値段はしますし、さらにレンズも必要ですしね・・・そう考えると、高くはない気がしてきます。

あと、このRICOHのTHETA Sは星空の撮影も出来ますが、お昼の一般的な撮影も、動画も撮影出来ます。


更に上位機種はあるのですが、値段が跳ね上がり、予算的にも厳しいのでこちらにしました。綺麗に残せるのに越した事はないのですが、今は最低限その場の星空の雰囲気や、天の川の流れている様子を残せたらいいか、という程度にしか考えていなかったので、撮影結果のクオリティは、ひとまず考えない事にしました。

開封の儀

なんでもそうですが、開封の瞬間が一番楽しいですよね!早く開けたい気持ちを抑えながら丁寧に写真を撮って開けていきます。

箱のヨコ。シンプルでおしゃれですね。

蓋を開けると、うちぶたが入っています。

うちぶたを外すと、本体が見えてきました。

そして、全て取り出した様子。本体、説明書、ソフトカバー、USBケーブルが入っていました。

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使い方

単体でも撮影が出来ますが、露出設定などを変えて撮影する場合はスマートフォンが必須になってくると思います。

というのも、本体にあるボタンなんてシャッターボタンと電源と無線ボタンと写真/動画の切り替えボタンの4つしかありません。本体にモニターもないので撮影結果を確認できません

なので、スマホにアプリを導入、無線接続します。その後、スマホからカメラの設定を変えます。撮影後は、スマホに撮影結果が転送されるので確認する事が出来ますよ。

実際使ってみた

星空の撮影には以下の設定をするとひとまず撮影は出来ると思います。

マニュアルモード(M)
ShutterSpeed 30
ISO 1600
WB はお好みでいいですが、蛍光灯マーク?のLが青っぽく仕上がりオススメ

あとは、撮影しながら適当に変更して行きます。

ShutterSpeed (シャッタースピード)は露光時間です。上記設定ですと、30秒間露光(長時間露光)します。微弱な星の光を集める為、星空の撮影には長時間露光が必要ですが、長すぎると星が線状に写ってしまいます。30秒くらいでまずは様子を見ると良いかと思います。時間を増やせば、より明るく写す事が出来ますし、短くすれば早く撮影が終わりますが、暗い写真になります。

ISOは、この数値が高ければ高いほど、明るい写真に仕上がりますが、ノイズが出やすくなり、ザラザラした写真になります。ノイズが気になる様であれば、数値を小さくすと良いです。


次に三脚を立て、THETA Sを取り付けます。星空の撮影は長時間露光になるため、必ず三脚等に固定します。手持ちではブレた写真になり、現実的に撮影出来ません。

三脚にTHETA Sを取り付けた


そして、スマホの撮影ボタンを押します。


後は撮影終了まで待つだけですね。


思っていたより簡単です。ピント合わせすらしてません。というか出来ないし・・・。


撮影出来た360度写真はこちらです。(最初の写真と同じです)

soni 3 – Spherical Image – RICOH THETA

撮影地は奈良県の曽爾村です。星空はそこそこに綺麗な場所で、肉眼でも天の川が見える様な場所での撮影でしたが、いい具合に天の川が写っています。

また、専用のソフトを使えば、好きな方角に向けた状態で画像をキャプチャ出来ます。(上記の360度をキャプチャしたものです)

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360度カメラは自分が写る?

360度カメラは撮影時に隠れないと自分が写ってしまいます。だって360度撮影しているのですから・・・。

しかし、星空撮影に関して言えば、30秒の露光中、カメラの周りを歩いているだけで写りません。隠れる場所が無い時は歩き回りましょう。

ただ、これは長時間露光だから出来る話であって、通常の明るい時に撮影する場合は少し工夫が必要です。

気に入ったところ

コンパクトで軽い

星空撮影に行くには、出来るだけ軽量で撮影に挑みたいものです。

重た過ぎたりかさばったりすると、持ち出し自体が億劫になり、結局使わなくなりがちです。

その点、THETA Sは軽量(125g)でコンパクト。レンズ一本より軽いです。

私が使っているカメラのリモコン程の大きさで、ズボンのポケットにも問題なく入るほど。重さも気にならないので、「とりあえず持っていく」事が出来るカメラです。

サっとポケットに入れる事ができるサイズ

使い方が簡単

シンプルな操作で撮影が出来てしまうのは有難い。

360度撮影というと専門的な分野に感じてしまうけれど、簡単に設定、撮影が出来てしまう。

また、一度設定してしまえば、電源落としてから、もう一度撮影する際も撮影設定を記憶しているため、新たに設定しなおす手間がないのも良い。

ピント合わせなどもする必要はないので、本当にサクっと撮影出来る。

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気を付けたい事

写真はJPEGでしか保存できない

RAWファイルでの保存が無い為、後から写真を加工するのが少し難しくなるかも知れません。ただ、個人的にはそのままでも十分星空を写せているので満足です。

レンズが出っ張っている

レンズが出っ張っているので、倒すとレンズが地面に当たってしまいます。取扱いには少し気をつかいますね。

すこしレンズが出っ張っている

三脚なしで立てるとすぐ倒れる

一応単体でも立つが、安定感が無い。必ず三脚等に固定しよう

実は、少し横着して三脚無しで本体を立てて撮影しようとしたんです。すると、風に煽られたのか、何かの振動か分かりませんが、倒れてアスファルトに落下しました・・・。幸い、致命的な故障にはならなかったものの、プレビュー画面がチラつくようになりました。(撮影結果にはチラつきは反映されないので何とか使えそう)

また、レンズが出っ張っているので落下の際にレンズに傷がついてしまいました。

どこかに置いて撮影する場合は、かならず三脚などに固定して使った方が良いです

星空撮影では周囲の光が気になる

一眼カメラで撮影する時と同じですが、長時間露光中に通りがかるライトや車のヘッドライトが気になります。360度なので、通常のカメラの撮影以上に気になります

撮影中、車が通って行った

内蔵メモリの容量

THETA SはSDカードなどは不要で、内蔵されているメモリで保存する必要があります。約8GBの容量があり、JPEGの最大サイズでなら約1600枚ほどは撮影できるので、私の使い方ならぜんぜん問題がない容量でした。

動画は大きいサイズで約63分保存できるようです。(一回撮影時間25分

使い方によっては、物足りないかもしれないですね。

あると便利なアイテム

三脚

あると便利というか、星空を撮影する場合には三脚は必須です。

星空を撮影する場合、数十秒かけて撮影します(長時間露光)。それを手持ちで撮影するとブレブレの写真になっていまうため、しっかり固定できる三脚は必須です。

三脚も手で持てるミニサイズのものから、大きなものまであるので、用途に応じて選ぶのが良いと思います。

このTHETA Sでとりあえず星空を撮影したいだけなら、そんなにガッチリした本格的な三脚でなくても、安くて軽い三脚で十分だと思います。(ただし軽い三脚ですと、強い風が吹くと三脚ごと飛ばされるので注意です)

※絶対三脚で固定して下さい!本体だけで立てると、すぐにコケてしまいます。最悪故障しますよ!

ミニサイズは持ち運びも取り扱いも楽ですが、高さが出せないのが難点。

これくらいであれば、十分すぎると思います。そこまで重くはないですが、持ち運びは少し面倒。

ソフトケース

THETA S本体がゴムの様な滑りの悪い素材でコーティングされているため、付属のソフトケースは柔らかく、収納が困難です

柔らかいし滑りが悪く、本体を入れづらい

別売りのソフトケースは、付属のものよりしっかりしているので、滑りの悪さはありますが、グッと力を込めれば収める事が出来るので楽です。

別売りのソフトケースはこのまま押し込む事が出来る

また、別売りのソフトケースはしっかりしているので落とした時の保護性能も付属品より圧倒的に高そうな気がします。見た目もかっこいいですしね。

別売りのソフトケースについては買うかどうか迷ったアイテムでしたが、購入して正解でした

防水カバー

水辺での撮影ではこういうのが活躍しそうです。

また星空の撮影では夜露が発生し、機材がベタベタになる事があります。そうなると故障する可能性も出てきます。
私は短時間の撮影を想定しているので、防水カバーまでは購入しませんでした。

ホットシュー 1/4ネジ

こちらはカメラのホットシュー部分に取りつける1/4ネジ。



つまり、THETA Sにこれを付けておけば、カメラ上部のホットシューにワンタッチで取り付ける事ができ、サクっと撮影出来ます。

カメラにTHETA Sを乗せた
シンプルに装着できている

これで、時間をロスすることなく、カメラで撮影しながらTHETA Sでも撮影できますね。オススメです!

さらに、このアダプターを取り付けたまま、別売りソフトケースに収納できる点も有難い。

一応取り付けたまま入る様だ


まとめ

RICOHのTHETA Sを紹介してみました。

私の主な使用用途は星空撮影ですが、RAW形式の保存は無くJPEGのみですし、一眼レフで撮影したような高画質、メリハリのある写真に仕上げることは出来ません。

しかし、軽くてコンパクトで、気軽に撮影現場に持って行くことが出来て、しかも簡単な設定で360度の星空撮影が出来るのならば、非常に魅力的に思います。

やはりその場で見上げた天の川の存在感や感動を残せる、これは素晴らしいです。360度撮影だからこそ出来ることです。私はそれが目的で購入しましたが、今のところ満足です。

もちろん、星空撮影以外にも使えるし、360度の動画撮影も可能です。色々な記録を残していけそうですね。


THETA Sで星空撮影がより身近なものになる気がしています。
美しい星空を見上げた感動を、THETA Sで記録に残してみませんか?

こちらは上位モデル・・・高い。

THETAは星空撮影するためだけのカメラではないため、自撮りや色々な撮影をするなら、こういったスティックがあれば便利かもしれません。実際、本体を手に持って撮影すると、持っている手が写ってしまうので、やはり360度撮影にはほぼ必須アイテムか?

以上

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