和歌山県田辺市の熊野本宮大社旧社地「大斎原(おおゆのはら)」へ星空・天の川撮影に行きましたので、撮影記録を記事にしたいと思います。
ちなみに大斎原といえば大鳥居と桜、そして天の川の構図が有名ですが、今回は初夏の大斎原での撮影です。桜のイメージが強過ぎたのでどんな風景に出会えるのか、ワクワクしながら撮影してきました。
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熊野本宮大社旧社地「大斎原」について
大斎原(おおゆのはら)は、大鳥居の後ろにある森の事を言うそうです。
ちなみに、この大鳥居は高さ約34m、幅約42mと巨大で、とてつもない存在感があります。元々こちらに本宮大社がありましたが、1889年8月に大水害が起こり現在の場所へ遷座しました。
大鳥居の前には田んぼ広がっています。
冒頭にも書きましたが、桜が有名で大鳥居の下に桜が咲き誇ります。
熊野本宮大社旧社地「大斎原」の夜空の暗さ
光害マップで見ると数値は0.67。光害マップを見ても局所的には明るいけれど、その周囲は真っ暗ですね。
近くに街灯、施設の光があり、結構気になります。しかし、それに負けない程に真っ暗な星空。夏の天の川も濃く見えていました。
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熊野本宮大社旧社地「大斎原」の星空の全天写真
360度カメラ(RICOH THETA S)を使用して撮影した大斎原の星空の全天写真です。下記のClick to playをクリックすれば閲覧できます。
大斎原 – Spherical Image – RICOH THETA
熊野本宮大社旧社地「大斎原」へのアクセス
〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮1
とても広い駐車場があります。無料です。
少し離れてはいますが、道路沿いに公衆トイレはあるようです。
駐車場から大斎原までは徒歩5分程度です。
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熊野本宮大社旧社地「大斎原」で撮影した星空・天の川の写真を紹介
※2020年6月下旬の撮影
撮影を開始して最初に気づいたのは、街明かりの強さでした。夜空は暗く、星も綺麗に見えているのですが、結構な街明かりの影響があります。
こちらはF2 ISO4000 15secのJPEG撮って出しですが、オレンジ色の外灯の影響が夜空や鳥居にも影響しているのが分かります。
こちらは同じ設定で光害カットフィルター(KANI LPRF Light Pollution Reduction Filter)を装着しました。フィルターを装着したことで一段暗くなりますが街明かりによる色カブリも少なくなったため、光害カットフィルターを装着して撮影していきます。
参考記事:KANIの光害カットフィルターLPRFを星空撮影に使用した感想【レビュー】
初夏の大斎原。鳥居の前は広大な田んぼが広がっています。
もうすでに稲はしっかりと育ち初めていました。水田による、星空のリフレクションを少し期待していましたが、もうここまで育つと難しいですね。
※2022年5月、水田と星空のリフレクションを写真と動画で撮影しました。
参考記事:2022年5月、大斎原の水田と星空のリフレクション
カエルの大合唱。満天の星。実に賑やかな夜です。なんだか昔にタイムスリップしたような気持ちにもなります。
大鳥居と天の川・・・両方とも迫力があります。
鳥居の前には十字の道が作られています。
ヒメボタルも一匹飛んでいました。残念ながら写真には捉える事が出来ませんでしたが、もう少し季節を合わせればいっぱい飛んでいたのでしょうか?
大鳥居の下から。迫力満点です。
少し遠目から。大鳥居の大きさも、天の川の大きさも分かる一枚になりました。
あとがき
桜の季節に来たかったのですが、諸般の事情で訪れる事が出来ず・・・季節は初夏になってしまいました。
しかし、想像以上に美しい景色があり、充実した星空撮影となりました。やや街明かりの影響が気になりましたが・・・。
参考記事:KANIの光害カットフィルターLPRFを星空撮影に使用した感想【レビュー】
※2022年5月、水田と星空を写真と動画で撮影しました。
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