2023年8月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)
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2023年8月の天の川の方角と見え方
2023年8月16日(新月)の天の川の見え方です。
空が暗くなる(20:14)頃、南の空に立ち昇る天の川。
0:00頃には、天の川は西の空へと傾いていきます。
空が明るくなり始める頃(3:47)、天の川は大きく西の空に傾き、夏の大三角も地上に沈もうとしています。
同時刻、東の空ではオリオン座等の冬の星々も昇っています。
画像は「ステラリウム」より引用。
2023年8月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
5日~12日は空が暗くなってから月が昇ってくるまでの間。空が暗くなる頃、ちょうど天の川が見頃なので観測しやすいですね。
13~19日は新月の影響で月明かりをほとんど気にせず、星空や天の川を観測できそうです。また、13日夜~14日明け方にかけてはペルセウス座流星群が見頃(極大は13日17時頃)。今年は月の影響も少ないので天の川と流星群を楽しみたいです。
20~29日は月の入り後から夜明けまで。西の空に沈む天の川やオリオン座を狙いたいです。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に8月に撮影した星空・天の川を紹介
2020/8/14 20:38撮影。
2020/8/29 3:09 撮影。夜景の上に登るオリオン座。ハーフNDフィルター、 光害カットフィルターを併用して撮影しています。
参考記事:夜景と星空を撮影!光害カット&ハーフNDフィルターの効果は?
2020/8/12 23:18 ペルセウス座流星群(この時の極大は12日22時)の夜に撮影した天の川と流れ星です。
2022年8月、天の川の見える景色をリアルタイムの動画で撮影しました。(タイムラプスではありません)
こちらは2022年ペルセウス流星群の極大当日。明るい月があり、天の川は見えませんでしたが、そこそこ流れ星が流れていました。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
こんな感じで星空・天の川、流星群等を動画撮影しています。
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
2023年の撮影候補日を纏めています
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