ZTF彗星(C/2022 E3)は2023年2月2日未明に地球に最接近とのこと。しかし、天候が悪く撮影出来る可能性が少なかった為、前日の2月1日未明に撮影を行いました。
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双眼鏡で見たZTF彗星(イメージ)
撮影場所は奈良県御杖村。月は沈んでいますが、北の空が比較的明るい場所で肉眼ではZTF彗星は見えません。
ちなみに、この日のZTF彗星の位置は北極星の近く。時間や日によって見える場所は変わるので、スマホアプリの「CometBook」で調べています。
双眼鏡ではボンヤリと白いモヤの様に見えました。(下記は双眼鏡で見たイメージ・・・カメラで撮影した写真で再現)
使用した双眼鏡はKenko Mirage 8×42。ZTF彗星を見るためにAmazonで6,000円ほどで購入した比較的安価な双眼鏡です。高価な双眼鏡と比較はしていませんが、かなり満足の双眼鏡です。
参考記事:ZTF彗星、天体観測の為、双眼鏡(Kenko Mirage 8×42)を購入しました【レビュー】
条件の良い場所なら肉眼でも見えるそうです。また双眼鏡でも少し色がついて見えるそうです。
カメラで撮影したZTF彗星
SONY α7SIII+CANON EF70-200mm F2.8L IS III USMで撮影した写真です。
2023/02/01 5:09。焦点距離200mmのトリミングなしです。
上記写真を拡大したものです。
撮影設定は以下の通り。
F2.8 SS30sec ISO3200 ポータブル赤道儀(ECH-630)、ソフトフィルター(Lee No.1)使用。
参考記事:SONY a7SⅢで星空撮影して思うこと(星景写真、動画)
参考記事:CANON EF70-200mm F2.8L IS III USMを使っていて思う事。(星空撮影にも)
参考記事:SLIKのポタ赤、ASTRA (アストラ)ECH-630を使ってみた(レビュー)
参考記事:クリップタイプ ソフトフィルターLee No.1の作例【レビュー】(よしみカメラ プロデュース)
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過去に撮影したZTF彗星と比較
1/1,22,30,2/1と4回撮影したので、それぞれ比較しました。
撮影機材は同じ(SONY α7SIII+CANON EF70-200mm F2.8L IS III USM)で焦点距離200mmで撮影した写真です。ただ、撮影設定や撮影場所が違います。
1/1はほんの小さな写りだったのが分かります。1/22は一番彗星の尾が分かりやすく伸びている様に見えます。
ZTF彗星の撮影の様子を動画にまとめました
撮影の様子を動画にもまとめました。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
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あとがき
結局、2/2未明の撮影は天候不良の為、諦めました。
ZTF彗星(C/2022 E3)の撮影は暫くお休みしようと思います。気が向いたら撮影するかもしれませんが。
次回は2/11に火星とZTF彗星が接近するとの事で、撮影してみようと思います。
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