三重県の星空撮影スポットとして有名な三重県南伊勢町の鵜倉園地(うぐらえんち)へ、星空を撮影に行きました。撮影記録や注意点などをこの記事に纏めたいと思います。

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鵜倉園地について
三重県度会郡南伊勢町道行竈にある鵜倉園地では、伊勢志摩国立公園特有のリアス式海岸の景色を楽しむ事が出来ます。
見江島展望台、あけぼの展望台、かさらぎ展望台、橘展望台があり、それぞれの景色を楽しむ事が出来ます。
見江島展望台でハートの入り江を見る事ができます。また、2015年4月、ハートの入り江が恋人の聖地に認定されたようで、ハートのモニュメントもあります。
鵜倉園地の場所
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鵜倉園地の夜空の暗さ

光害マップをみても、真っ暗!圧巻の星空が楽しめます。淡い冬の天の川も、肉眼でもぼんやりと見えていました。
また、各展望台や近辺には全く外灯がないので、地上も真っ暗です。歩くにはライトが必須です。
鵜倉園地の星空の全天写真
360度カメラ(RICOH THETA S)を使用して見江島展望台にて星空を撮影しました。下記のClick to playをクリックすれば閲覧できます。
ugura – Spherical Image – RICOH THETA
こちらは展望台の上から。より星空を見渡す事が出来ました。
ugura-tenboudai – Spherical Image – RICOH THETA
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鵜倉園地への道のり
県道33号線(古和峠)は道幅狭く、険しい
今回、奈良方面から鵜倉園地へカーナビを設定すると、県道33号線を通るルートが設定されました。
しかし、三重県道33号線はなかなかの険しい峠道。道幅が狭すぎるし落石も避けられず。カードレールはないし、カーブは一度では曲がり切れない・落ち葉でスリップするなど、散々な思いをしました。
結局、途中で引き返し、紀勢自動車道を使って向かいました。
運転技術に自信が無ければ、三重県道33号線は避けた方が良いです。
鵜倉園地の道は狭く、落石注意
鵜倉園地内は基本的にはセンターラインのない狭い道が続きますが、対向車が来ても余裕があるので、そこまで心配は不要です。
ただし、落石が多く、鹿などの動物も沢山いました。
鵜倉園地の駐車場について
それぞれの展望台には駐車場があるようですが無い場所もある様です。
見江島展望台、かさらぎ展望台の駐車場は共通で、十数台程度の広さ。
あけぼの展望台の駐車場は車数台程度の広さでした。
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鵜倉園地のトイレについて
各展望台にはトイレがありません。
一番最寄りのトイレは「みそねの浜」にある公衆トイレです。(見江島展望台から車で10分程度)
また、その近くにはコンビニがあります。
各展望台の近くにトイレがないのがネックですね。
鵜倉園地の人の多さ
今回訪れたのは休日の夜でしたが、見江島展望台では自分を含め4名でした。
鵜倉園地で撮影した星空の紹介
見江島展望台で撮影した星空
駐車場に到着、車を降りると満点の星空が広がり、テンションが上がります。
まずはハートの入り江と冬の天の川。地上部分が暗すぎる為、地上別撮りで合成しました。鵜倉園地の様な本気で暗すぎる場所は、やはりもっと明るいレンズが欲しくなりますね。


ハートのモニュメントとオリオン。

ハートの間にシリウスを入れて見ました。

展望台から撮影した星空。

スタートレイル。

1:30頃、月が昇ってきました。

月明かりに照らされて、ハートの入り江も良く見えるようになりました。


明け方、薄明の時刻(5:30頃)には夏の天の川も水平線に浮かんでいました。(撮影日は2020/1/19。薄明と月の影響で薄っすらです)

かさらぎ展望台で撮影した星空
見江島展望台から徒歩3分くらいで到着します。
こちらは西側を向いて撮影。地上が明るいのは月の影響です。

東の空もよく見えます。 ムーンロード。

あけぼの展望台
見江島展望台からは車で5分程度の場所にあります。
こじんまりした展望台ですが、低い木が周囲を囲んでいるので、低い位置の星空を広角レンズで撮影すると木が入り込んでしまいそうな感じです。

高く昇った天の川、星座の撮影には良さそうな場所だと思いました。
まとめ
三重県南伊勢町の鵜倉園地では、圧巻の星空を楽しむ事が出来ました。
恋人の聖地でもありますので、デートで来るのも良さそうですね。最高の星空を楽しむ事が出来ますよ!
☆このブログでは各地での星空撮影記録を記事にしています。下記に地域別にまとめていますのでよろしければご覧ください。