2024年10月の天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事にまとめます。(奈良県を基準に作成しています)
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2024年10月の天の川の方角と見え方
2024年10月の新月は3日。空が暗くなる19時過ぎ、南西の空に天の川。
0時頃、西の空に夏の天の川の濃い部分は沈み、夏の大三角も低く沈んでいます。
東の空では冬の星々、天の川が昇り始めます。
空が明るくなる4時半頃、南東の空で立ち昇る冬の天の川。
画像は「ステラリウム」より引用。
2024年10月の月の出カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)
データは「国立天文台 各地のこよみ」より奈良県のデータを参照。
1~6日は新月の影響で、月明りを気にせず一晩中星空を楽しめそうです。
7~16日は月の入後から空が明るくなる頃(4時半)までの間。
21~28日は空が暗くなる頃(19時頃)から月の出までの間。
29~31日は11月1日の新月の影響で、月明りを気にせず一晩中星空を楽しめそうです。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に10月に撮影した星空を紹介
2018/10/9 18:52。夏の天の川は良い感じに立ち昇っていますが、まだ完全に夜空が暗くなっていません。
2018/10/8 19:47。
2018/10/21 4:51。黄道光※と冬の天の川が肉眼で見えていました。夜明け前になると冬の天の川の隣に天の川と同じ程度の明るさの光の筋がもう1本。「あれ?冬の天の川が2本になった?」っと驚きました。撮影時は黄道光という現象を知らなかったので。写真で表すのが難しかったですが、壮大で幻想的な光景でした。
※黄道光(こうどうこう)・・・天球上の黄道に沿って太陽を中心に帯状に見える淡い光の帯。日没後の西の空は1月~3月が見えやすく、夜明け前の東の空は9月~11月が見えやすい。
2018/10/21 4:53。先ほどの写真のさらに上空分を撮影したもの。オリオン座の隣で冬の天の川と黄道光が重なっています。
2023年10月に撮影した星空の動画です。タイムラプスではない、リアルタイム動画です。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
こんな感じで星空・天の川、流星群等を動画撮影しています。
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
参考記事:綺麗な星空で天の川を見る方法
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