2024年1月の天の川の撮影候補日(見え方、方角、見える日など)

2024年1月の天の川の撮影候補日(見え方、方角、見える日など)

2024年1月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)

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2024年1月の天の川の方角と見え方

2024年1月の新月は11日。その日の星空を見ていきます。

空が暗くなる18:34。東の空に冬の星々が昇っています。冬の天の川も立ち上っています。

2024年1月 星空

0時の星空。冬の星々、天の川は南西の空に傾いています。

2024 january starrysky
空が明るくなり始める5:35。夏の天の川は東の空の水平線に少しだけ見えて見えていますが、肉眼で見るのは難しそうです。
2024 january milkyway

ついでに、1月21日の5:32(夜明け前に月が出ていない1月最後の休日)では、もう少しだけ高く昇っています。肉眼では難しいですが、水平線が見えるような場所だと、写真でも少しだけ写るかもしれないですね。

2024年 1月 天の川

画像は「ステラリウム」より引用。

2024年1月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日

星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)

1月 月の出入 カレンダー

データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。

※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。

1~7日は空が暗くなってから月の出まで。冬の星々や天の川を中心に観察したいところです。4日18時頃はしぶんぎ座流星群の極大が予想されています。

8~14日は新月前後になり、月明りを気にせず天体観測できそうです。

15~23日は月の入後から夜明けまで。水平線に浮かぶ夏の天の川を狙うなら、このあたりが良さげです。肉眼で見るのはまだ厳しいと思いますが。

28~31日は空が暗くなってからの月の出まで。

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実際に1月に撮影した星空・天の川を紹介

2022年1月2日 19:24撮影。

1月 星空

2022年1月4日 1:34撮影。西の空に傾く冬の星々、天の川。

1月 天の川

2021/1/16 5:30頃、奈良県で撮影した夏の天の川。といってもほとんど山に隠れています。月末ならもう少し高く昇っていると思います。

1月 天の川

2023/1/30 5:26。薄っすらと朝焼けの赤みが重なる、水平線に横たわる夏の天の川。肉眼ではほぼ見えないですが、写真ではなんとか写りました。久々の天の川撮影に興奮する瞬間です。

January milkyway

2022年1月4日、SONY α7SIIIで撮影したしぶんぎ座流星群の動画です。

参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】

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綺麗な星空・天の川を見る方法

天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。

参考記事:綺麗な星空で天の川を見る方法

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