2024年2月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)
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2024年2月の天の川の方角と見え方
2024年2月の新月は10日。
10日の星空を見ていきます。空が暗くなる19:04の星空です。南東の空にオリオン座等の冬の星々と冬の天の川が立ち上ります。
0:00、西の空へオリオン座や冬の天の川が傾いています。
空が明るくなり始める5:18。東の空、低空には夏の天の川。暗い場所であれば肉眼でもぼんやりと見える高さだと思います。
2024年2月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1~6日は空が暗くなってから月の出まで。冬の星空を中心に撮影したいですね。
7~13日は新月付近になり、月明りをあまり気にせず天体観測できそうです。夜明け前の夏の天の川を狙いたい所です。
14~21日は月の入り後から夜明けまで。この期間も夜明け前の夏の天の川を狙っていきたいです。
26~29日は空が暗くなってから月の出まで。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に2月に撮影した星空・天の川を紹介
2022/2/1 5:20。2月頭に撮影した天の川。水平線が見える場所ではありませんが、山を越えて天の川が見えました。しかし、この後すぐに薄明となります。
2022/2/6 5:14。2022年は金星が象徴的でした。この時期は海で見るのが好きです。
2022/2/21 20:20。冬の星座も見やすい時期。こちらはカノープスを撮影。雲が多いですが、おかげでカノープス、シリウス、ベテルギウスの並びを強調してくれている様に思います。
2022/2/26 5:11。2月後半になれば天の川も高く昇ります。(この写真は月齢24.9の月明かりに照らされた状況で撮影)
2023年2月末に和歌山県の海で動画撮影した夏の天の川。天の川を肉眼で見た印象に近い暗さで編集しています。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
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