2024年11月の天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。
(奈良県を基準に作成しています)
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2024年11月の天の川の方角と見え方
2024年11月1日(新月)の天の川です。空が暗くなる18:33頃、西の空へと傾く天の川。今年は紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)も天の川の近くに見える様ですが、11月だとどれくらいの明るさになっているのでしょうか。
参考記事:2024/10/13夕方 肉眼で見えた紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS) 三重県青山高原
0時には、天の川の濃い部分は北西の空へと完全に沈み込んでいます。
一方、反対側の南東の空では、冬の星々や淡い冬の天の川が立ち昇っています。
空が明るくなる4:47には、冬の天の川も南西の空に大きく傾いています。
画像は「ステラリウム」より引用。
2024年11月の月の出カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1~4日は新月の影響で月明りをあまり気にせず、星空観察が楽しめそうです。紫金山・アトラス彗星と天の川を狙うのも、このあたりが良さそうです。
5~14日は月の入り後から空が明るくなる午前5時前まで。
18~27日は空が暗く鳴る18:20頃から月の出まで。
28~30日は12月の新月の影響で月明りをあまりに気にしなくても良さそうです。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しましたが月が出ていても、月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して天の川を撮影するのも面白いです。
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実際に11月に撮影した星空を紹介
2018/11/10 23:43。西の空に傾く秋の天の川。
2019/11/02 0:14。西の空に傾く秋の天の川。
2019/11/2 2:07。真っすぐに昇る冬の天の川。
2019/11/21 22:53。ダムに登るオリオン座、冬の大三角。
2023年11月に動画撮影した夜光虫と天の川。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
こんな感じで星空・天の川、流星群等を動画撮影しています。
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
参考記事:綺麗な星空で天の川を見る方法
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