2024年6月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)
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2024年6月の天の川の方角と見え方
2024年6月の新月は6日。夜空が暗くなる20:38の星空です。天の川は東の空低空に。肉眼ではまだまだ見えづらい位置です。
日付が変わる0:0、南東~南の夜空には良い感じに立ち昇る天の川。ここまで昇れば、暗い場所なら肉眼でもよく天の川が見えそうです。
空が明るくなり始める3:13。南西のの空にまっすぐに立ちの昇る天の川。
2024年6月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1~2日は空が暗くなる20:35頃から月の出まで。月が出る少し前から、天の川もしっかり観察出来そうです。
3~9日は新月付近になるので、月明りを気にせず一晩中星空を楽しめそうです。
10~20日は月の入後から空が明るくなる3:13頃まで。高く昇る夏の天の川を観察したい所。
24~30日は空が暗くなる20:44頃から月の出まで。高く昇る前の天の川を観察出来そうです。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に6月に撮影した星空・天の川を紹介
6月にもなると虫も活発になるので、蚊等の虫対策をしっかりしましょう。
参考記事:効果ある?ない?着る防虫、Foxfire・スコーロンを試してみた(レビュー)
2019/6/24 22:25。貴重な梅雨の晴れ間に撮影。
2019/6/24 22:35。ダムと天の川という組み合わせもなかなか好きです。この写真の撮影場所は、現在は立入禁止となっているようです。
2018/6/17 2:15。梅雨の晴れ間に・・・と思ったのですが凄い霧。霧が晴れるのを待ちながら撮影しました。
2018/6/17 3:11。空が明るくなり始める前。少し西へ傾いている夏の天の川。
2023年6月、梅雨の晴れ間に見えた天の川をタイムラプスではないリアルタイムの動画で撮影しました。この時期は水田が広がり、蛍も現れます。カエルの鳴き声も賑やかな季節ですね。
2023/6/28 うしかい座流星群極大当日に流れ星を動画撮影しました。数は少ないながらも、いくつか撮影できました。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
参考記事:流星群、流れ星の動画での撮影方法、機材やカメラ設定(SONY α7SIII)
こんな感じで星空・天の川、流星群等を動画撮影しています。
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
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