兵庫県猪名川町の猪名川天文台(いながわてんもんだい))へ星空・天の川撮影に行きましたので、撮影記録を記事にしたいと思います。
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猪名川天文台について
大野山の山頂標高753メートル付近に位置する天文台。
デジタルプラネタリウムでの星の学習、50mm反射望遠鏡での星空観測、日中の太陽の黒点観察等が出来ます。
開館時間、入館料はホームページにて。
http://astropia.jp/wp/
猪名川天文台の夜空の暗さ
光害マップで見ると数値は0.00。数値上は真っ暗ですが、実際は神戸、大阪の街明かりの影響でとても明るいです。夏の天の川は肉眼でギリギリ見える感じです。北側は比較的暗いです。
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猪名川天文台で撮影した星空・天の川の写真を紹介
2022年5月初旬 1:40頃から撮影し始めました。この日は水瓶座η流星群が見頃であり、駐車場にはひっきりなしに車が往来していました。
駐車場から見た天の川。光害の影響で薄っすらとしか映りません。
駐車場から天文台へ続く坂道。暗闇に目が慣れればライトが無くても歩ける程、仄かに明るいです。
同じ場所から南側を見ると明るい光が灯った建物が見えますが、トイレです。
こちらがトイレ。立派でキレイな建物です。明かりは常時点灯しています。
坂道を登り天文台へ。敷地はまぁまぁ広く綺麗。ベンチもあるためノンビリ過ごせそうです。恋人の聖地にも認定されており、指輪のモニュメントが設置されています。下記写真の右下に写っているものです。
かなり遠めに夜景が見えます。夜景と星空が共存する少し不思議な感覚が味わえます。
天頂付近はそこそこ暗いようです。夏の大三角を流れる天の川。
駐車場側(北東)を撮影。北側の空は暗いですね。地上が明るいのは車のヘッドライトです。
駐車場から天文台を見上げるように撮影。天の川も高く昇ってきて、少し見えやすくなりました。
天文台に横たわるサソリ座。駐車場から見上げる猪名川天文台の景色が素敵でした。
※写真は全てSONY a7SⅢでの一枚撮りです。
参考記事:SONY a7SⅢで星空撮影して思うこと(星景写真、動画)
参考記事:SONY FE 14mm F1.8 GMを実際に星空撮影に使ってみた(SEL14F18GM)レビュー
参考記事:SONY FE 24mm F1.4 GMで星空撮影していて思う事(SEL24F14GM)【レビュー】
参考記事:星空撮影にも使えるレンズCarl Zeiss Planar T*1.4/50 ZEの気に入っている点3つ
猪名川天文台へのアクセス
〒666-0204 兵庫県川辺郡猪名川町柏原尾野ヶ嶽1−1
広い駐車場あり、無料です。トイレも24時間使えます。
周辺の道はとても狭いですが、基本的に一方通行になっています。脱輪や鹿の飛び出しに注意。
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あとがき
猪名川天文台は大阪や奈良からでもそこそこアクセスもよく、いつか訪れようとは思っていました。前回訪れた時は周辺の道路工事で入ることが出来ず、断念した経緯がありますが、ようやく再訪出来ました。
ガッツリと濃い天の川を見たり撮影したいという場合には、夜空が明る過ぎるのが難点です。しかし、綺麗な施設と仄かな街明かりで良い雰囲気。穏やかに過ごせました。山奥の真っ暗過ぎる場所は星は綺麗ですが怖いですし・・・。ちょっとした星空撮影にはとても良いなぁという印象でした。
夜景と星空を両方楽しめるので、デートなんかにも良さそうですね。
ちなみに、この日は水瓶座η流星群の極大翌日とのことで、かなりの人が訪れていました。残念ながら写真には流星は写っていませんが、別途撮影した動画にはいくつか写っていました。
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