2021年11月の天の川の撮影候補日(見え方、方角、見える日など)

2021年11月の天の川の撮影候補日(見え方、方角、見える日など)

2021年11月の天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。
(奈良県を基準に作成しています)

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2021年11月の天の川の方角と見え方

月初の天の川の見え方

1日の18:33(日の入り時刻の1時間30分後)は南西の空に傾く天の川が見えます。(見辛い場合は画像クリックで拡大表示できます)

深夜1:42頃には、冬の天の川が南東の空に真っすぐ立ち昇って見えそうです。

4:47(日の出の1時間30分前)、冬の天の川は南西の空に傾いています。

月末の天の川の見え方

30日の18:16(日の入の1時間30分後)には、西の空に大きく傾いた夏(秋かな)の天の川が見えます。

23:56頃には、南東の空に冬の天の川がまっすぐに立ち昇りそうえす。

5:14(日の出の1時間30分前)には、西の空に沈んでいく冬の天の川。個人的にシリウス、オリオン座、アルデバランが横並びになるのが好きです。

画像は「ステラリウム」より引用。

2021年11月の月の出カレンダーと星空・天の川観測の候補日

2021 11月 天の川

 データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。


2021年11月の新月は5日(6:15)満月は19日(17:57)です。

1日は月の出が1:49なので、10月31日夜から月の出まで星空を観測出来そうです。

2~8日は新月の為、ほとんど月明かりの影響を気にせず星空、天の川を観測できます。

9~17日は月の入後から観測出来そうです。17日は月の入4:14、5:04には空も明るくなり始めそうなので観測できる時間は少ないですが、一応候補として考えておきます。

23~30日は月の出の時間まで観測出来そうです。

※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しましたが月が出ていても、月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して天の川を撮影するのも面白いです。

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カノープスも撮影

この時期になるとカノープスも撮影しておきたいです。1日は3:27頃、30日は1:40頃に南の低い空まで見える様な場所(見晴らしの良い山の上や海)だと、カノープスも見えるかも知れません。

実際に11月に撮影した星空を紹介

2018/11/10 23:43。西の空に傾く秋の天の川。

11月 秋の天の川

2019/11/02 0:14。西の空に傾く秋の天の川。上の写真と同じような構図ですが、1年違いのほぼ同時刻くらいに撮影しています。

11月 夏の天の川

2019/11/2 2:07。真っすぐに昇る冬の天の川。

11月 冬の天の川

2019/11/21 22:53。ダムに登るオリオン座、冬の大三角。

11月 星空

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綺麗な星空・天の川を見る方法

天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
参考記事:綺麗な星空で天の川を見る方法

天の川の観測候補日を月別に纏めています

2021年撮影候補日
7月 8月 9月 10月 11月 12月