奈良県橿原市にある唐古・鍵遺跡史跡公園へ星空撮影に行きましたので撮影記録を記事にしたいと思います。
今から2000年前、弥生時代の遺跡で見上げる星空。街中ですので非常に明るい星空ですが楽しく撮影出来ました。
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唐古・鍵遺跡史跡公園について
2,000年前の弥生時代の村を再現した公園で、とても広く綺麗に整備されています。唐古池や、復元楼閣と呼ばれるうずまき状の屋根飾りを持つ建物がシンボルとなっています。
また、今の様に整備される前はうっそうとした雰囲気で少し近寄り難い印象がありました。
個人的な話ですが、小さいころから何度か訪れていた場所でもあり、昔の姿が無くなってしまったのは少しだけ寂しい気持ちも感じたりします。
唐古・鍵遺跡史跡公園の夜空の暗さ
光害マップで見ると数値は5.07と明るすぎますね。街中ですし仕方がありません。実際に訪れてもとても明るいです。
また公園内は21時まで照明が点いていますので、星空撮影をするならばそれ以降がオススメです。
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唐古・鍵遺跡史跡公園の星空の全天写真
360度カメラ(RICOH THETA S)を使用して撮影した唐古鍵遺跡での星空の全天写真です。(照明消灯後に撮影しました)
下記のClick to playをクリックすれば閲覧できます。
唐古・鍵遺跡 – Spherical Image – RICOH THETA
唐古・鍵遺跡史跡公園へのアクセス
〒636-0226 奈良県磯城郡田原本町大字唐古50−2
開園時間:9:00~17:00(入園時間は9:00~16:30まで)
※オープンな公園のイメージがありましたが、閉園時間が設定されています。念の為事前に確認しましたが夜間でも入って問題ないそうです。
駐車場:ありますが夜間は使用できません。前にある道の駅「レスティ・唐古」を利用するよう案内されました。
トイレ:公園内にありますが夜間使用不可。こちらも同上です。
また、道の駅「レスティ・唐古」は唐古・鍵遺跡史跡公園の道路をはさみますが、すぐ目の前です。
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唐古・鍵遺跡史跡公園で撮影した星空・天の川の写真を紹介
到着したのは午後20時。消灯まで1時間あるのでのんびりと撮影する事にします。というか、夜というのに散歩している人が結構いてビックリでした。
綺麗で広い公園だから、少し運動するなら良いのかもしれません。
街中という事もあり、夜空が明るいので全ての撮影で光害カットフィルター(KANI LPRF Light Pollution Reduction Filter)を使用します。
弥生時代の村を再現しているようですが、暗いのでよく分かりません。川が掘られているので、落ちないように注意。写真中央付近に光る星は金星です。
こちらは公園奥にある多目的広場です。煌々と電灯が点いています。また、何かの花が咲いているのかとても良い香りがしました。流石に明るいのでハーフNDフィルター(NiSi Soft nano GND(32))を取り付け、地上部を減光してみました。
シリウス、オリオン座、アルデバラン、すばる・・・・そして金星。
こちらは公園内通路に設置された電灯と星空を撮影してみました。
この柱は、弥生時代の建物を再現したものだそう。
こんな大きな柱の建物があったんだよっていう事だと思います。
プロキオン、ベテルギウス、シリウスからなる冬の大三角とオリオン座で。
そしてこちらが復元楼閣。照明が明るすぎて、さすがに星空との撮影は厳しいです。しかし、この写真、ブログサイズでは少し厳しいかもしれませんが、拡大してよく見ると北斗七星、アークトゥルス、スピカ(春の大曲線)がギリギリ映っています。そして、デネボラも映っており、春の大三角も。
そうこうしていると、21時になりやっと照明が消えました。
北斗七星と唐古池と復元楼閣。
照明が無くなれば、星空も撮影しやすくなります。
(照明が消えたとて近くに道路や飲食店がある為、明るいのは変わりませんが・・・)
まとめ
街中なので兎に角明るいです。ガッツリと星空撮影するには厳しいですが、軽く星空撮影を楽しむなら十分かなぁと思いました。公園も綺麗ですし、建物も独特ですしね。
しかし、せっかく良い風景・・・もう少し夜空が暗いと有難いですね;;
また、今回光害カットフィルターとハーフNDフィルターを使用しました。この二枚があれば色々な場所で星空撮影が出来るのでオススメです。
今回使用したフィルターとその効果を纏めた記事は下記にありますので、宜しければご覧ください。
→夜景と星空を撮影!光害カット&ハーフNDフィルターの効果は?
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このブログについて
このブログでは各地での星空撮影記録を記事にしています。下記に地域別にまとめていますのでよろしければご覧ください。
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