2022年7月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)
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2022年7月の天の川の方角と見え方
7月というと近畿地方はまだ梅雨の影響があり、なかなか晴れ間が無く星空が見れるチャンスが少ない印象です。例年は7月中旬~下旬にかけて梅雨明けのようです。
2022年7月の新月29日の20:36の星空。夜空が暗くなる頃には天の川も良い感じ立ち昇るので、天の川が観測しやすい季節です。
約2時間後の22:37には良い感じに立ち昇っています。
そろそろ空が明るくなり始める3:34頃、天の川は西の空に大きく傾いています。
同時刻、東の空の水平線にはオリオン座も。明けていく夜空にオリオン座が見えそうです。
画像は「ステラリウム」より引用。
2022年7月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
7月の上旬、近畿はまだ梅雨の影響がありそうですが、例年は中旬から下旬にかけて梅雨明けです。貴重な梅雨の晴れ間を探しながら星空を撮影していきたい所です。
月明かりの影響が無さそうな時間は下記の通り。
7/1~12は月の入り(月が沈む)の後から夜明けまでの時間。
7/16~25は日没から月の出までの時間。
7/26~31は新月付近なので、一晩中、月明かりをあまり気にせず星空観測を楽しめそうです。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に7月に撮影した星空・天の川を紹介
過去に7月に撮影した星空を紹介します。
2018/7/16 0:38。北側の上空を見上げる様に撮影した天の川。高い山の上、霧に包まれていました夜でしたが、丁度霧が抜けた瞬間に撮影しました。中央上付近にある明るい星はこと座のベガとはくちょう座のデネブ。
2019/07/29 21:44。山中の橋と天の川。
2019/7/30 22:01。高原の夏の天の川。
この時期は蚊などが沢山いる場所もあり、防虫対策はしっかりしていきたい所です。
参考記事:効果ある?ない?着る防虫、Foxfire・スコーロンを試してみた(レビュー)
2021年の7月、梅雨明け早々に星空を見に行った様子を動画に纏めているので、紹介します。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
蚊などの虫対策も忘れず!
参考記事:効果ある?ない?着る防虫、Foxfire・スコーロンを試してみた(レビュー)
2022年の撮影候補日を纏めています
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