2023年1月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)
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2023年1月の天の川の方角と見え方
2023年1月22日が新月です。
空が暗くなる18:46。東の空に冬の星々が昇っています。
2時間後の20:46、南東の空に冬の天の川がまっすぐに立ち昇ります。
さらに5時間後の1:47、冬の星々、天の川が西の空に傾き沈んでいこうとしています。
5:47頃には東の空に夏の天の川。ただ、すでに薄明になっているので肉眼で見えるのは難しいかも。カメラには薄っすら映るかもしれません。
画像は「ステラリウム」より引用。
2023年1月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1~5日は月の入後から夜明けまで。西の空に傾く冬の天の川を狙いたい所。また4日はしぶんぎ座流星群(昼12時極大)、4日の朝4時半~6時前が見頃かな?
9~18日は日没から月の出まで。東の空の冬の天の川が狙いやすそうです。
19~25日は新月の影響でほぼ月明かりを気にせず撮影出来そうです。
26~31日は月の入後から夜明けまで。とくに30、31日は1月の夏の天の川を撮影するに良さそうです。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に1月に撮影した星空・天の川を紹介
2022年1月2日 19:24撮影。
2022年1月4日 1:34撮影。西の空に傾く冬の星々、天の川。
2022年1月30日 5:23撮影。東の空に昇り始めた夏の天の川。ここは夜空が明かるい場所なので薄っすらとしか映っていませんが、なんとか撮影出来ました。
2022年1月4日、SONY α7SIIIで撮影したしぶんぎ座流星群の動画です。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
2023年の撮影候補日を纏めています
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