三重県伊勢市の二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)へ星空・天の川撮影に行きましたので、撮影記録を記事にしたいと思います。
天の川が撮影するには少し厳しい撮影現場でしたが、代わり夫婦岩にかかる赤い月を撮影することが出来ました。
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二見興玉神社について
二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)は縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益のある神社と言われています。
大小二つの岩を大注連縄で結んだ夫婦岩(めおといわ)があります。この夫婦岩は役割沖合700mの海中に沈む猿田彦大神の興玉神石と日の大神(日の出)を拝する鳥居の役割を果たしています。
また興玉神社境内にはカエルの置物があります。猿田彦大神の御使いがカエルである事が由来します。
二見興玉神社の夜空の暗さ
光害マップで見ると数値は3.13と明るいです。実際に見た感じでは、北側は伊勢湾が広がる為、まぁまぁ星空は見えていましたが名古屋の光害の影響はかなりある様子でした。天の川を見る、という意味では方角的にも少し厳しい印象です。
観光地でもあるため、神社境内・周辺は街灯が多いです。あまり星空の撮影には向いていない印象です。
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二見興玉神社へのアクセス
〒519-0602 三重県伊勢市二見町江575
神社の前の道(海沿い)に無料の駐車場があります。
境内にトイレはあります。
二見興玉神社で撮影した星空の写真を紹介
今回の撮影日は2020/8/15。時刻は深夜の1時ごろ。
実はここで星空撮影をしようと思っていたワケではなく、別の場所で撮影していた帰り道に何気なく立ち寄りました。
観光地という事もあってか、深夜だというのに海岸付近、神社にも数名の人が居られました。
駐車場付近の海岸の星空
まずは駐車場付近の海岸から。観光地ということもあり、かなり明るいです。こちらは南西の方角ですが、星空を撮影するには少し厳しいですね。
こちらは北側を撮影。大きな光も無いため、星空も綺麗に撮影出来そうです。しかし、遠くの街明かりの影響がかなりあるようで、水平線あたりが明るいですね。
二見興玉神社境内の星空
こちらは二見興玉神社の境内、夫婦岩の前からの撮影です。ご覧の通り、明るい街灯がありかなり撮影が難しいです。(この写真を撮影した後ろ側にも同様の照明があります)
そんな中でも何とか星空と夫婦岩を撮影した一枚。夫婦岩が照明でライトアップされているため、白飛びを防ぐ為、ハーフNDで減光しながらの撮影です。それでも、星空をばっちり写すのは難しいですね・・・。
超広角レンズで撮影していたので少しでも角度を変えると照明の光がレンズに入り込み、フレアが出てしまいます。撮影角度を探すのにとても苦労しました・・・。
夫婦岩と赤い月
星空の撮影に四苦八苦していると、赤い月が昇ってきました。慌てて場所を移動。
実は夫婦岩へ向かう途中、カメラを構えている方が居られたのですが、なるほど、月の出を待たれていたのですね。その方の隣で撮影をさせてもらいました。
今回、私は月の出の時間を全く考えずに訪れましたが、なかなか幻想的な瞬間に立ち会えました。
星空撮影で望遠レンズを使用することはほぼありませんが、必ず一本は持ち歩いています。この日ももれなく持ち歩いていたお陰でバッチリと撮影が出来ました。
赤いムーンロード。
星空も忘れず撮影していきます。ハーフNDと光害カットフィルターを使用し、撮影。
夫婦岩と赤い月。星空にはペルセウス座が。そういえばこの夜はペルセウス座流星群の名残もあり、流れ星が結構流れていました。カメラには写りませんでしたが。
赤い月、夫婦岩と本殿と星空。おうし座もひょっこりと顔を出しています。盛沢山ですね。
やがて月は高く昇り、赤さはなくなりました。
※今回撮影では一部でハーフNDフィルター、光害カットフィルターを使用しました。効果は下記の記事にも纏めています。
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まとめ
ひょっこりと立ち寄って星空を撮影しましたが、運のよい事に月の出に遭遇しました。周囲に居られた方も、足を止めてその光景をしばらく眺められていた程、美しく幻想的な光景でした。
ここでの星空撮影は少し厳しいですが、月の出を狙って夫婦岩の撮影をするのは良いかも知れません。各地の月の出は下記のサイトなどで事前に調べる事が出来ます。
このブログについて
このブログでは各地での星空撮影記録を記事にしています。下記に地域別にまとめていますのでよろしければご覧ください。
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