2022年8月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日を備忘も兼ねてこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)
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2022年8月の天の川の方角と見え方
8月の新月、27日の星空です。
夜空が暗くなって星が見えやすくなるのは20時頃から。この時間では既に南の空に立ち昇る天の川。天の川の観測しやすい良い時期になってきましたね。
1時間後の21時にはさらに高く立ち昇る天の川。ここからどんどん西の空に傾いていきます。
空が明るくなり始める3:56の星空。夏の天の川の中心部分は西の地平線に大きく沈み込んでいます。
上記写真と同時刻の東の空。オリオン座やシリウス等、冬の星々が見え始めています。朝焼けと共に撮影するのも良さそうですね。
画像は「ステラリウム」より引用。
2022年8月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
明るい月があると綺麗に星空が見えません。月の出入りを纏めました。(こちらも奈良県を基準に作成)
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1日は月齢的にも月明かりを気にせず星空を見れそうです。
2~10日は月の入り(月が沈んだ)後から、星空を見る事が出来そうです。ちなみに、13日の午前10時頃は三大流星群「ペルセウス座流星群」の極大が予想されています。しかし、12,13日は満月と重なります。数日前からちらほら流星が見える印象なので、6~10日の月が沈んでから、流星を見てみたいと考えています。(もちろん極大当日も観測予定)
15~23日は月の出(月が昇ってくる)時間に気を付けて、夏の天の川の観測が良さそう。
24~30日(27日が新月)は月齢的にもそこまで月明かりを気にせず撮影出来そうです。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に8月に撮影した星空・天の川を紹介
2020/8/12 23:18 ペルセウス座流星群(この時の極大は12日22時)の夜に撮影した天の川と流れ星です。
2020/8/29 3:09 撮影。夜景の上に登るオリオン座。ハーフNDフィルター、 光害カットフィルターを併用して撮影しています。
参考記事:夜景と星空を撮影!光害カット&ハーフNDフィルターの効果は?
動画も紹介します。
こちらは2021/8/11 ペルセウス座流星群の極大2日前の流れ星をSONY a7SⅢで撮影した動画です。そこそこ流れていました。
こちらの動画は2021年8月上旬に、山奥へ星空を見に行った時の動画です。静かな夏の夜、聴こえて来る虫や生き物の声。星空観測なリアルな雰囲気を撮影しました。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
8月とはいえ標高の高い山奥は肌寒い為、羽織等は持って行きましょう。
また、蚊などの虫対策も必須!
私はFoxfireスコーロンを愛用していますが、着用部分は効果あり。しかしスコーロン着用部分以外(指先、下半身等)はやはり蚊に刺されるので虫よけスプレーも併用しています。
参考記事:効果ある?ない?着る防虫、Foxfire・スコーロンを試してみた(レビュー)
2022年の撮影候補日を纏めています
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