夏の天の川はいつ見えるの?一年間の天の川の見え方と時間が分かる早見表を作りました

夏の天の川はいつ見えるの?一年間の天の川の見え方と時間が分かる早見表を作りました

知り合いと星空の話をしていると、質問されて困る事があります。


それは


「天の川はいつ見えるの?」

という質問です。


この質問に対して、さっと答えるのはなかなか難しいと思います。
というのも、毎日、見える時間は変わってくるからです。

そりゃ、星座早見盤なんかがあれば分かりますが、そんなもの普段から持ち歩いていませんし、まぁ最近ではスマホのアプリで調べる事も出来ますが・・・。


星空を観測したり、天の川を撮影している人ならば、何となく感覚で分かると思いますが、それを誰でも一目で分かる様に出来ないか、と思い、自分の頭の整理のためにも、早見表を作ってみました。

関西付近のデータを基に作成しているため、地域によって数十分のズレが生じます。参考程度にご覧ください。

ちなみに、夏の天の川に限定しています。

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夏の天の川の早見表

天の川早見表
夏の天の川早見表

縦軸が18時~翌朝6時までの時間で、
横軸が1月~12月までの日付となっています。

上下にある波線グラフは、上側が日の入から1時間半後で、
下側の波線が日の出の1時間半前になります。
(完全に日の出、日の入の太陽光の影響がない時間を1時間半前後と仮定しています)※国立天文台HPの2018年の奈良の日の入、日の出データを元に作成

そして、①~⑤のカラフルな線は、特定の位置にある天の川の見え方ですが、これから写真を付けて説明しますが、ざっとこんな感じです。

①水平線に浮かぶ天の川

②南東の空に立ち登る天の川

③ほぼ南中している天の川

④南西の空に傾く天の川

⑤西の空に傾く天の川(東の空には冬の天の川)

※星座早見表の関西付近のデータをもとに作成。地域によっては数十分のズレがあるかもしれません。

①水平線に浮かぶ天の川

2019/2/2 5:12撮影

緑色の線(①)の時間帯は、上記の様にちょうど水平線の上に浮かぶ天の川を撮影する事が出来ます。この位置ですと、肉眼で見る事は厳しいです。

この写真を撮影したのは 2月2日の午前5時頃ですが、早見表を見れば6月前半の21時頃でも、ほぼ同じ位置に天の川がある、という事です。

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南東の空に立ち登る天の川

オレンジ色の線(②)では、南東の空に天の川が見えます。この程度まで天の川が昇ってくると、肉眼でも見えています

2019/6/24 22:34 奈良県にて撮影

③ほぼ南中している天の川

赤色の線(③)では、下記の写真のような、ほぼ南中した天の川が見えます。天の川が一番綺麗に見える時間ではないでしょうか。ちょうど頭上付近に夏の大三角があり、肉眼でも見えやすいです。

2019/6/13 2:22 奈良県にて撮影

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④南西の空に傾く天の川

ピンク色の線(④)では南西の空に傾いていく天の川が見えます。少し傾いてはいますが、暗い所ですと肉眼では見えています。

2018/7/16/ 2:45 奈良県にて撮影
2019/8/11 1:06 奈良県にて撮影

西の空に傾く天の川(東の空には冬の天の川)

青色の線(⑤)では、下記の様な星空が見れます。

夏の大三角も地平線に沈んで行きます。
肉眼で見るには、相当暗い場所でないと見えないと思います

2018/11/10 22:44 奈良県にて撮影

また、⑤のライン上では、反対側の東の空からオリオン座が昇ってきて、淡い冬の天の川も見え、これからどんどん立ち登ってくるでしょう。(今回の早見表では冬の天の川については割愛します)

2018/11/10 22:13撮影

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まとめ

今回の早見表では、夏の天の川を限定して作成しました。
(④、⑤を夏の天の川と言って良いのかは分かりませんが・・・)
奈良県中心のデータを用いて作成したため、地域によっては数十分の誤差が出るかもしれませんので、参考程度にご覧ください。

天の川を肉眼で見る場合

①⑤あたりは、カメラには映りますが、肉眼で見るのは難しいです。
肉眼で見に行く場合は、③付近の時間帯を見に行くのが良いと思います。
(ちなみに、⑤の写真を撮った時は肉眼で見えていましたが、本当に暗い場所でないと見えません)

あとは、月齢にもよりますが、月が出ていると、天の川は綺麗に見えません。
月の出入り、天候等を調べてから、星空の綺麗な場所に、天の川を見に行きましょう。

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