2022年ペルセウス座流星群の極大1週間前である8/5~6(23:00~3:00)に流星を動画撮影したので撮影記録を記事にします。
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2022年のペルセウス座流星群の極大
2022年8月13日の午前10時にペルセウス座流星群は極大が予想されています。しかし当日は満月の為、観測条件は良くありませんが、明るい流れ星に期待です。
活動期間は7月17日から8月24日。
去年もそうでしたが、極大一週間前になると15分にひとつ、極大3日前には5~10分にひとつ程度は見えるという印象。
2022年ペルセウス座流星群の極大1週間前の撮影
撮影日:2022年8月5日(23時)~6日(3時) 4時間の撮影
撮影場所:奈良県上北山村大台ケ原駐車場
GPVの雲予報では絶望的な天気でしたが、Windyで見ると下層雲(2000m以下に広がる雲)のみが広範囲に広がっている予報でしたので、もしかすると大台ケ原駐車場(標高1600m)なら雲を抜けるのでは?と予想しました。
大台ケ原に向かう途中は完全な曇りでしたが、ドライブウェイ中腹で濃霧。濃霧を抜けると満天の星。予想的中でした。
まぁ、こんな雲予報でしたので大台ケ原駐車場の車は10台程度。持ち前の機材で観測・撮影している人も5名もいなかったように思います。(ちなみに、2年前のペルセウス座流星群の極大の夜は駐車場は車で溢れかえり、ドライブウェイにまで車の列ができる程でした)
夜空には少し西に傾いた天の川。バキっと透き通った星空というか、少し霞んでいます。
曇ったり晴れたりを繰り返し、あまり落ち着いて観測できる感じではありませんでしたが、流れ星は15分にひとつは見える感じ。
4時間の撮影、カメラ2台には100個以上の流れ星が映っていました。先日のみずがめ座δ南流星群の極大当日よりは明らかに多いかな?(あの日は雲が多かったのであまり比較になりませんが)
参考記事:2022年、極大のみずがめ座δ南流星群、やぎ座α流星群を動画撮影
※紹介した画像は全て動画からの切り出しです
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撮影した流れ星の動画
撮影した流れ星を動画にまとめました。
細かな流れ星はカットしているので、数えても100個以上にはなりません。また動画では時間の圧縮を目的に比較明合成、クロスディゾルブを使っているのでワンカットでたくさん流れているように見えますが、先程も書いたように実際には15分にひとつ見える程度です。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
あとがき
ペルセウス座流星群は極大近辺が明らかに沢山の流れ星が流れるので見応えはありますが、個人的には一週間前くらいからは楽しめるなぁという感想です。
極大や3日前あたりは、異様なほどに人が訪れます。あれはあれで賑やかですが、個人的には静かに虫の音を聞きながら星空を見るのが好みなのでこの時期が良いかも。
今年の極大当日は満月なので少し残念ですが、満月での動画撮影は、背景(星空)明るさを気にする必要がなくなるので低ISOでシャッタースピード1/25や、もしくは60FPSで撮影する事も出来そうなので、これはこれで楽しみにしています。(60FPSで大火球を撮ってみたい・・・そもそも火球すらまともに撮影できたコトもありませんが汗)
いやー、しかし標高約1600m、気温は18度で風は無かったのですが寒かった。真冬の防寒具とホットコーヒーを飲みながら撮影していました。対策さえしていれば涼やかで蚊も居ないので良いですが、真夏の恰好で行くと後悔します。特に標高の高い場所は注意。
あとは夜露も凄くカメラも三脚もベトベト。とりあえずレンズヒーターは必須。
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