2021年の星空撮影を振り返って │ 星を撮りに行く

2021年も一年中星空を追いかける事が出来ました。色々と振り返ってみようと思います。

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過去と2021年の星空撮影回数

2021年と過去の星空撮影回数を月別にカウントしました。その日出かけて帰ってくるまでを1カウントとしています。
（出かけて複数箇所を巡ったり、日付が変わっても1カウント）

2021年はもっと多く出かけていたハズですが、10月末にHDDのデータが飛んでしまい過去1年以上のデータが無くなりました。なので今年のカウントはYouTubeに掲載している動画と辛うじて残っていたデータのみでカウントしています。

2021年は例年より撮影ペースは落ちる事なく増加傾向。月別にみても±3程度のバラツキでまぁまぁ例年通り。

過去平均と2021年をみて、撮影回数が多い月は３月と10月。３月は本格的に夏の天の川撮影が楽しめる時期。１０月は最後の夏の天の川と冬の星空撮影が重なるので増えそうです。まぁ、天気が安定している印象もありますしね。

2020年10月にSONY a7SⅢが発売したことで、2021年は動画ばかりを撮影する年となりました。

この1年間で「こういう映像を撮影したいなぁ」と思っていたモノはそれなりに撮影出来たかと思っています。

今年撮影した星空の全てを一つの動画に纏めました。

先今年10月にHDDのデータを全消去になる事故が発生し、1年半の撮影データが全て消えてしまいました。1年半もバックアップを怠っていた自分が悪いし、また撮影すれば良いかと思い復旧は試みず、受け入れる事にしました。

その他、自分の判断ミスで何個か動画データを消してしまっているケースもあり、データの取り扱いには本当に気を付けないといけないと思った年でした。

カメラに関しては、2021年もSONY a7SⅢにお世話になる一年でした。言葉通り何でも撮影出来るカメラ。星空を一緒に見上げる相棒です。

しかしながら私の個体が悪いのか、3月頃にシャッターユニットと手振れ補正が壊れ修理へ。（ワイド補償で無償修理）その後、センサークリーニングが故障してしまいました。修理に出すタイミングが無いのでそのまま使っています。他のa7SⅢユーザーの方で同じような故障の話を聞かないので、ハズレ個体だと思います。

でも、気に入って使っています。

また、5月には衝撃的なレンズが発売しました。

SONY FE14mm F1.8 GMです。

小型軽量で超広角14mmでF1.8という明るさ。しかも開放での星空撮影も申し分ないレベル。

ついにこんなレンズが出たかと本当に驚きました。実際使うと分かりますが星空の写真撮影ではF2.8とF1.8では全く違います。まぁ、星空の動画ではF1.8は暗いので最低でもF1.4は欲しい所ですが。

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2021年に撮影した動画で印象に残っている動画を３つ紹介します。

まずは5月頃、紀伊日ノ御埼灯台で撮影した動画です。

印象に残っている理由はひとつ。

ひとつはBGMありきで撮影した事。初めてこのBGMを聴いた時、ふとこの灯台を思い出したので撮影に行きました。

もうひとつは映像の処理（星空に対して灯台の光が強すぎて荒れる）が大変だった事。かなり試行錯誤しました。

次は動画は5月の大台ケ原での撮影です。

印象に残っている理由としては、リアルな大台ヶ原の映像を撮影出来たかな、と思うからです。例えば、山頂に向かって登山してくる人の列、展望台に人が集まっている様子等。

最後は吊り橋と星空です。

星空を見ながら吊り橋を渡る動画なんてあまり例がないんじゃないでしょうか。割と珍しい映像が撮影出来たのではないかと思っています。

この他にも遠雷と星空・灯台、流星群、クイックモーションによる星空撮影等、印象に残っている動画は沢山ありますが、全てを紹介していたらキリがないのでとりあえず3つだけ。是非YouTubeチャンネルからご覧頂けると嬉しいです。

最初にも書きましたが、動画として撮影したいと思っていたモノは殆ど撮り尽くしました。

現時点で「どうしてもこれを撮影したい！」というのは実はないのですが、その時気が向いたものを撮影していければと思っています。多分、晴れたら何かしら撮影に行くとは思うので。カメラも2台（Sony a7S2）になったので、それを活かした撮影もしていきたいかな。

それでは、2022年もまた宜しくお願いします。