2021年ペルセウス座流星群、写真と動画撮影まとめ

2021年ペルセウス座流星群、写真と動画撮影まとめ

2021年のペルセウス座流星群の写真、動画での撮影記録をこの記事に纏めます。

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ペルセウス座流星群の撮影記録

8/7~8/8のペルセウス座流星群 撮影記録

8/7~8/8は深夜から明け方にかけて、奈良の十津川村にて写真と動画を撮影しました。この日は星空を見上げるとすぐに流れ星が見えるほどに流れていました。感覚的には1分にひとつ流れる程度。約3時間の動画撮影で55個の流星が写っていました。

参考記事:クイックモーションで撮影する星空と天の川(SONY a7SⅢ/S&Q/タイムラプス)

SONY a7SⅢでの撮影です。
主な撮影設定は、24FPS シャッタスピード1/25sec、 ISO409600、F1.4。

シャッタースピードは極端に落とさず、天の川がギリギリ見える明るさにする為、この設定にしました。しかし、最高ISO感度を使用しているためノイズがかなり目立ってしまいました。

雲海も見え、とてもいいロケーションでした。(カメラは一台のみしか持っておらず・・・動画撮影のため、写真は数枚だけ撮影しました)

天の川 雲海
2021-perseids meteor shower

この日の撮影の様子は、こちらの動画にも纏めています。

8/10~11のペルセウス座流星群 撮影記録

8/11の深夜~明け方は兵庫県の砥峰高原にてペルセウス座流星群を撮影しました。

こちらの動画は約3時間の撮影で70個の流星を撮影出来ました。本当はもう少し写っていましたが、車のライトなどがカメラに写りこんでいたためにカットしたものもあります。

撮影の設定は60FPS シャッタースピード1/50sec、ISO320000、F1.4。
動画後半では試験的に120FPS(2倍スロー) シャッタースピード1/128秒、ISO409600、F1.4でも撮影。

また、8/10の夜に6倍速クイックモーションでも撮影してみました。SS1/4secで撮影したタイムラプスです。所謂星空のタイムラプスよりは時間の流れが緩やかですので、あまりタイムラプス感はありませんし、流星も見やすいです。出来るだけ肉眼の印象に近いグレーディングをしています。

この日も動画を重点的に撮影したかった為、写真は数枚だけ撮影しましたが、見事に長く尾を引く流星を撮影する事が出来ました。写真では少し薄っすらとしていますが、天の川の左となりに緑色の線が写っていると思います。写真ではこんなもんですが、肉眼では2,3秒かけてジックリと流れていました。

2021 ペルセウス座流星群

こちらはEOS6Dで撮影していたタイムラプスより。同じく3時間程定点(約800枚)で撮影していましたが、写っていた流星は2つしか確認できませんでした。F2.8というレンズを使用していた事もありますが、やはり動画の方が写りやすいのかな?

2021 ペルセウス座流星群
2021 ペルセウス座流星群

2021年ペルセウス座流星群を振り返って

2021年の極大は8月13日の午前4時頃でしたが、生憎この日は北海道方面しか晴れていないという状況でした。去年のペルセウス座流星群がかなり感動的でしたし、今年はSONY a7SⅢを使用した動画撮影もやってみようと考えていた事もあり、残念でした。

それでも、極大前に2回も撮影に行けたのは良かったです。

今回は5日前と3日前に行きましたが、撮影結果だけを見れば、3日前の方が流星は多く写っていました。しかし体感的には5日前の方が良く流星が流れている印象でした。まぁ、5日前でも十分流星群は楽しめるようなので次回からはもう少し早い時期からでも撮影して行こうと思います。


動画撮影については、シャッタースピードが悩ましい所です・・・月明かりも無いような真っ暗な夜空では、無理をせずシャッタースピードを落として(1/13~1/20)明るめに撮影、月明かりや光害がある場合では、60FPSで撮影するというやり方も良いのかも。とりあえずF1.4ではまだまだ暗いので、もっと明るいレンズが欲しい所ですね・・・。LAOWAの35mmF0.95を期待しているのですが、いつ発売するのかな。

※星空の動画撮影については、下記記事もご参考下さい。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
参考記事:SONY a7SⅢで星空撮影して思うこと(星景写真、動画)
参考記事:SONY FE 24mm F1.4 GMで星空撮影していて思う事(SEL24F14GM)【レビュー】

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