ついに、Sony α7SIIIが届きました。
いやー、予約してからはほんと、興奮して眠れない夜があったほど、楽しみにしていました。
しかし、長かったなぁ、やっと来たなぁ。
ということで、まだ使いこなせている状況ではありませんが、手に取った雑感や開封の儀なんかを記事にしたいと思います。
※今までメインで使ってきたCANON EOS5DmarkⅣ(以下5D4)との比較もして行きたいと思います。
星空を撮影していて思う事、星空動画については下記記事をご参考下さい。
スポンサードサーチ
Sony α7SIIIの購入理由
Sony α7SIII(以下S3)の購入理由はずばり、星空動画の撮影でした。
拡張ISO感度409,600という感度があります。旧モデルのS2も同様のISO感度ではあり、こちらも星空を動画で撮影出来るようですが、折角購入するなら、新型のS3にしようと思った次第です。
ということなので、主な使用目的は動画ですが、実際使ってみると写真もかなり良さそうなので今後ジックリ使っていきたい所です。
開封の儀
ソニーストアで購入した為、ソニーのテープが張られた段ボールが届きました。2箱届いたのは、あとで注文した「CFexpress Type A 80GB」が別箱で来た為。下の大きな箱がS3ですが、大きすぎですね。まぁ、安心感はありますが。
出てきました。やっとこの時が・・・!
中身を取り出した様子。これですべて。
さて、初対面!かっこいい!(電池が残量0で動かず・・・USB給電でとりあえず動かしました;;)
スポンサードサーチ
触った感想
・小さい
・軽い
この2つが第一印象です。
そりゃ一眼レフ機の5D4を使っていれば当然の感想だとは思います。
グリップについては、握りにくい。コンパクトなボディなので仕方はないかもしれないですが、中指の側面が痛くなります。軽量と言えど、長時間の使用はちょっと指がしんどいかも知れません。
5D4はゴツくて重いものの、とても握りやすいです。
α7SIIIと5D4の外観比較
5D4並べてみると、かなりS3はかなりコンパクトなのが分かりますね。
スポンサードサーチ
操作に関して
各種ボタンについては右側に集中しており、使いやすいです。親指である程度のボタンにアクセスできるのが良いですね。
5D4は左側に縦一列にボタンが配置されており、これが地味に使いにくいです。
ISO、絞り、SSの設定等については、5D4より使いやすいと感じました。ファインダーを覗きながらでも対応できるため、なかなか良いなぁと。
その他の細かな設定についても、メニューが分かりやすく整理されているため、そこまで迷わず使う事が出来ました。
Sony a7SIIIで撮影した映像
早速大雨の中、撮影してきました。
雨なので無理な撮影が出来ず、ただのお散歩動画です。
ピクチャープロファイルはPP9(S-LOG3)
PCに取り込んでから、色を調整しています。
記録方式はXAVC HS 4K 24p。
(スローモーションはXAVC S HD 240fps 24p(10倍スロー))
全て手振れ補正 アクティブモードで撮影しています。(画面がクロップされます)
※星空も撮影しました
スポンサードサーチ
α7SIIIの拡張感度ISO409,600のノイズ
ISO409,600で撮影した写真を、高感度ノイズ低減機能のON、OFF別に紹介します。
高感度ノイズ低減 標準
高感度ノイズ低減 弱
高感度ノイズ低減 切
ノイジーではあるものの、そこまで酷いレベルではない、という印象でした。
高感度ノイズ低減については、標準にしておくとノイズは抑えてくれますが、ヌメっとした絵になり少し気持ち悪いです。弱にするか、あえて切った方が良いかも知れないですね。
また、ノイズ低減を切った状態でモノクロにすると、このノイズが良い具合の粒状感になります。
動画でもISO409,600で撮影しました。先ほどの動画の後半で紹介していますが、暗視カメラのようで、肉眼以上に明るく写す事が出来ます。ノイジーではありますが、割と使えるレベルではないか?という印象があります。
電子式ビューファインダー(EVF)
944万ドットのEVFを搭載。
と言っても、私は今まで光学ファインダーしか使ってきていないので、これの凄さがよくわからないけれど、正直使った印象は「映像がめっちゃ綺麗」でした。
凄く精細な映像でMFでのピント合わせも楽、更にピントリングを回すだけで拡大表示してくれるので、スピーディにピント合わせが出来ます。よく言われる映像の遅延なんかも、ほとんど感じませんでした。(まぁ、私は普段、早い動きモノを撮影する事がないので、そこまでシビアに見てないからかも知れませんが)
絞り値やクリエイティブルックによる明るさ、色味の変化もリアルタイムに反映されるので、ファインダーを覗きながら出来上がる写真のイメージはしやすいなぁという印象。
(ただし、EFマウントのCarl Zeiss Planar T*1.4/50 ZEをMC-11使った場合、MF時に自動拡大は作動せず・・・また絞り値による被写界深度の変化も反映されなかったので、全てのレンズで動作するわけではなさそうです…要検証)
(どうでもいいですがこのファインダーで星空みるとめっちゃ綺麗です)
AFの性能
SIGMA 24mm F1.4 art(Eマウント用)を使用しAFを試してみましたが、素晴らしいです。
瞳AFも良い感じでした。トラッキングも問題なく扱えました。5D4ではなかった機能なので、うれしいですね。個人的には不足は感じません。
SIGMAレンズはMC-11で問題なくAF作動
また、EFマウントのレンズをEマウントで使用できるSIGMAのMC-11を使用して、SIGMAのEFマウントレンズを試しましたが問題なく作動しました。(SIGMA 85mm F1.4 DG HSM ART、SIGMA 24-35mm F2 DG HSM ART)
しかし、CANON EF70-200mm F2.8L IS III USMを装着した場合、写真での瞳AFの動作が少し不安定だったり、動画では全くAFが機能しない等がありました。
やはりMC-11はSIGMAレンズ対応か・・・。
手振れ補正アクティブモードがスゴイ
手振れ補正はスタンダートとアクティブの二種類があります。
スタンダートモードは写真、動画撮影に有効ですが、アクティブモードは動画のみ使用できます。
アクティブモードでは画面がクロップされてしまいますが、凄まじい手振れ補正を実現します。とはいえ、大きく画面を動かしたりすると場合によっては違和感のあるカクカクとした処理になってしまうので、あまり画面を動かさない様な場面で使うのが良さげか。
クリエイティブルックの色味が良い
クリエイティブルックを変更すると、写真の仕上がりを変更する事が出来ます。
10種類程あり、全てをじっくり試したわけではないですが、なかなか写真が良い感じに仕上がります(動画にも反映されます)。下記の写真はクリエイティブルック「SH」で撮影したもの。
また、各クリエイティブルックはコントラスト、ハイライト、シャドウ、フェード、彩度、シャープネス、シャープネスレンジ、明瞭度を調整可能。思い描いている感じの映像を作りやすい印象です。
その他、気付いた事
ケーブルカバーが使いやすい
ケーブルカバーが使いやすい。開けたらしっかりと開きます。
一方5D4はラバーになっており、開けてもまたグイっとラバーを持ち上げないといけません。S3はキッチリとしているので抜き差しもしやすいですし、気持ちが良いですね。
ストラップのリングが動かない
こちら、ストラップをつける部分です。一見、カチカチと音を立てて動きそうですが、少し力を加えないと動きません。動画撮影中にカチカチと音が入らないための配慮だとは思いますが、こういう点は嬉しいですね。
まぁ、5D4なんてボディに完全に固定されているのですが。(こっちのほうが耐久性もありそう)
5D4と電池パックの向きが逆
めっちゃ細かい気付きなんですが、電池パックを入れる向きが5D4と逆です。電池パックの丸くなっている方をボディ内側にしていれる必要があります。これ、最初全く気付かなくて「なんで入らないんだ??」と焦りました・・・いや、これキヤノンのカメラに慣れてるとめっちゃ違和感ないですかね・・・。
まとめ
まだ昨日届いたばかりで使いこなせてはいませんが、ざっと最初に思った感想や使用感を書いてみました。
高感度にもかなり強く、これからの動画制作が楽しくなりそうなカメラです。もちろん、動画だけでなく写真もかなり素晴らしいです。
今後、もう少しジックリと各機能も色々紹介していきたいと思います。
※星空を撮影していて思う事は下記の記事に纏めています。
購入はソニーストアがおすすめ!落として故障しても無料で修理できるワイド補償を付けると安心です。
ソニーストアα7SⅢで撮影した動画はYouTubeチャンネルにて随時アップしていきますので、宜しければご覧下さい。
コメントを残す