購入しました!(2022/8/29追記)
参考記事:SIGMA 20mm F1.4 DG DN Artを星空撮影に使っていて思うこと(レビュー)
2022年8月8日。SIGMA 20mm F1.4 DG DN ARTが発表されました。ついでにSIGMA 24mm F1.4 DG DN ARTも。
発売は8月26日。迷わず早速予約しました。
動画の17:35や30:25あたりに星景写真の作例がありますが、気になる周辺のコマ収差は特に問題なさそうですね。
私は普段、SONY α7SIIIを使って星空を動画撮影していますが、20mmF1.4については以前からDNシリーズでの発売を熱望していましたので、かなり嬉しい発表でした。
主に星空の動画撮影用途に使用する事になりますが、このレンズに期待している事を記事にします。
スポンサードサーチ
軽くてジンバルの使用も問題なさそう
動画用途での使用を考えると「ジンバルで使える重さなのか」が個人的な選定理由のひとつになります。
旧モデルや個人的に気になるレンズとサイズ・重量を比較してみます。
直径×長さ (mm) | 重さ(g) | |
SIGMA 20mm F1.4 DG DN Art | 87.8×111.2 | 630 |
SIGMA 24mm F1.4 DG DN Art | 75.7×97.5 | 510 |
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM Art | 95.4×152.0 | 1170 |
SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Art | 90.7×155.8 | 1015 |
SIGMA 24mm F1.4 DG HSM Art | 85.4×116.2 | 740 |
SONY FE14mm F1.8GM | 75.4×92.4 | 445 |
SONY FE20mm F1.8 G | 73.5×84.7 | 373 |
SONY FE24mm F1.4 GM | 83.0×99.8 | 460 |
一眼レフ用の20mm F1.4 DG HSM Artも非常に魅力的なレンズでしたが、やはり重さがネックで購入を躊躇っていました。今回の20mm F1.4 DG DN Artは一眼レフ用に比べて長さ-43.6mm、重さ-385gと大変コンパクトに。
ジンバル(Moza AirCross2)の使用もほぼ問題ないと思います。動画撮影は必ずジンバルが必要かというとそうでもありませんが、いざという時に使えた方が撮影の幅が広がりますね。
(過去に24mm F1.4 DG HSM Artをジンバルで使用していましたが、特に問題なかった為)
参考記事:初心者でも手振れ軽減!(動画あり)MOZA AirCross2の良い&気になるポイント
しかし、今回の20mm F1.4 DG DN Artがコンパクトになったとはいえ、やはりSONYのGM、Gレンズと比べるとやや大きくて重い印象はあります。しかし20mm F1.4という価値を考えれば、特に問題にはならないです。やはり星空の動画撮影では、最低F1.4は欲しいですし。
※SIGMA 14mm F1.8 DG HSM Art + SONY α7SIIIでも一応ジンバル(MOZA AIRCROSS2)で使用可。しかし重さがギリギリなので使用方法に制限が出たり、少しでも設定が狂うとジンバルが使えないというシビアな感じ。使いたい時に使えず撮影ロスをする事も度々あったので、ジンバルを使用する際には少しでも軽い事に越したことはないです。
20mmで撮影出来る星空
焦点距離別に星空、天の川の写り方を表した図です。
焦点距離20mmは24mmよりひとまわり広い程度。
星空を動画撮影にはSONY FE 14mm F1.8 GMとSONY FE 24mm F1.4 GMを使用していますが、24mmでは狭く、14mmF1.8では暗い、というシーンが結構あります。
ですので20mm F1.4はかなり有用になるのではないかと考えています。
ちなみに、20mmF1.4で撮影された星空動画といえば個人的に思い出すのは下記の動画。(レンズは20mm F1.4 DG HSM Art)
この動画は衝撃を受けた為、20mmF1.4には特別な思いがあります。(ちなみに、カメラはCANONの業務用カメラME20F-SHを使用されています・・・憧れのカメラですが、高い!)
スポンサードサーチ
手振れ補正アクティブを積極的に使える
SONY α7SIIIには手振れ補正アクティブという強力な手振れ補正機能がありますが、1.1倍クロップされるので24mmで撮影する時はかなり狭くなってしまう懸念がありました。
しかし20mmであれば、クロップされたとしても24mm程度になりそうなのでより積極的に使っていけそうです。
しっかりとジンバル歩きをすれば手振れはかなり抑えられるのでアクティブは必須ではありません。しかし足場が悪かったり、暗闇では思い通りにジンバル歩きが出来ない事もしばしば。そんな時はアクティブはかなり有用です。
ちなみに、きっちりジンバル歩きしてアクティブも併用すると星空がビタ止まりした気持ちの良い映像になります。(SONY FE 24mm F1.4 GMを使用)
MFLで撮影準備が楽に
20mm F1.4 DG DN Art にはMFLという、マニュアルフォーカスをロックする機能が付いています。
今まではテープでピントリングを固定していましたが、その手間が解消されます。地味にめんどくさいんですよね・・・かといってテープで固定しておかないと何かの拍子でズレてしまうこともしばしば。(とくにレンズヒーター)
正直AF/MF切り替えスイッチの代わりにこの機能をつけて欲しいなぁとずっと前から思っていたので念願の機能です。
これで撮影準備にかかる時間も短縮されるので、より快適に撮影ができそうですね。
スポンサードサーチ
今から発売が待ち遠しい20mm F1.4 DG DN Art
ずっと発売を待っていた20mm F1.4 DG DN Art。星空の動画撮影の幅が広がると思うと楽しみでなりません。とりあえず予約はしているので発売日(2022/8/26)が待ち遠しいですね。
いろいろ書きましたが、やはり一番楽しみにしているのは20mmという広さでF1.4の明るさを生かした星空の動画を撮影できる事。これまで諦めていた撮影も実現できるのではと、大変期待しています。
ちなみに、SIGMA 24mm F1.4 DG DN Artについては、現在使用しているSONY FE24mm F1.4 GMがそこそこ満足できる性能であるため、今のところ買い替えの予定なし。とはいえ、SIGMA 24mm F1.4 DG DN Artの方が星空撮影に向いていると思うので、今からどちらかを選ぶとなれば、断然SIGMA 24mm F1.4 DG DN Artの方になると思います。
参考記事:SONY FE 24mm F1.4 GMで星空撮影していて思う事(SEL24F14GM)【レビュー】
購入しました!(2022/8/29追記)
コメントを残す