2023年4月21日に発売されたSONY FE50mm F1.4 GM(SEL50F14GM)。
星空の写真・動画撮影に使用したので感想を書いていきます。
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SONY FE50mm F1.4 GMの外観
外箱。
中身。ソフトケースも付属、
SONY α7SIIIに装着してみました。流石純正レンズ、SONY α7SIIIとマッチ。かっこいい。
フードを取り付けた。
SONY FE50mm F1.4 GMのF値別のコマ収差
カメラは全てSONY α7SIIIで撮影しています。開放F1.4、ISO3200、SS10sec(追尾)、JPEG撮って出し。
上記写真の中央、端を拡大したもの。
F値別に撮影し、右上端を拡大しました。(ISO感度はF値に応じて上げています)
黄色い星はアンタレスですが、薄雲の影響で丸くぼやけてしまいました。
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SONY FE50mm F1.4 GMのF値別の周辺減光
F値別の周辺減光の比較です。
レンズ補正無しは周辺減光が強いです。レンズ補正ありのF1.4でもそこそこあります。余裕があるならF1.8、2.0まで絞って使いたいかな、という印象。
手振れ補正の比較
動画の手振れ補正の比較です。手持ちでゆっくりとパンしています。
スタンダードも優秀ですが、アクティブはより安定しています。電動スタビライザーを使わなくても、手持ちで安定した映像が撮影出来そうです。ただし、流石に手持ちで歩きながらの撮影はブレブレになります。(歩きながらの撮影は電動スタビライザーは必須)
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SONY FE50mm F1.4 GMを使ってみた感想
とにかく軽くて扱いやすいです。
開放F1.4でも描写は良く、手振れ補正アクティブの効き具合も良いため、非常に信頼できるレンズだと思いました。
軽さを生かして電動スタビライザーによる撮影も積極的に行えるので、創作意欲が湧きます。
(電動スタビライザー+手振れ補正アクティブで更に強力に手振れを抑える事も出来ます)
ひとまず、非の打ち所がない素晴らしいレンズだなぁという印象。
※使用している電動スタビライザーについての記事です
参考記事:初心者でも手振れ軽減!(動画あり)MOZA AirCross2の良い&気になるポイント
SONY FE50mm F1.4 GMの選定理由
ほぼ同時期にSIGMA 50mm F1.4 DG DN ARTが発表され、非常に悩みました。
しかし、以下の理由よりSONY FE50mm F1.4 GMを選定しました。
・純正レンズと手振れ補正(アクティブ)の相性
・50mmGMの方が軽量、コンパクト
また、SONYからはSONY FE50mm F1.2 GMがすでに発売されています。こちらも非常に悩ましいのですが、重さが778gとそこそこな重量がある為、コンパクトなF1.4を選定しました。(もしF1.4の発表があと3か月ほど遅れていたらF1.2を購入していたかも・・・)
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SONY FE50mm F1.4 GMで星空を動画撮影
SONY FE50mm F1.4 GMで星空を動画撮影しました。この動画の映像・写真は全てSONY FE50mm F1.4 GM+SONY α7SIIIで撮影したものです。
あとがき
私にとって、待望の50mmレンズでした。
焦点距離50mmは標準レンズと呼ばれており、ラインアップも豊富。しかし、星空の動画撮影を想定し、重さや画質のバランスを考えると、理想のレンズはあまりありませんでした。(重いと電動スタビライザーでの使用に支障が出る為、ある程度の軽さも必要)
今までCarl Zeiss Planar T*1.4/50 ZEを使用していましたが、開放F1.4での星空撮影はコマ収差が酷く使い物にならないレベル。(写真ではF2.2まで絞ればほぼ問題のない画質ですが・・・動画では最低でもF1.4を使用したい)
参考記事:星空撮影にも使えるレンズCarl Zeiss Planar T*1.4/50 ZEの気に入っている点3つ
いつかSIGMAがDNレンズで出してくれるだろう・・・と期待して2年以上は待ち、ようやくSIGMAからDNレンズが発表、そして同時にSONYからも発表が。
どちらも理想のレンズでしたが、上述した内容により、SONYを選定しました。
結果としては満足しており、これからの撮影でも非常に頼もしいレンズになると確信しております。
今まで諦めていた映像が撮影出来る・・・創作意欲が湧いてきます。これからが楽しみです。
これからもこのレンズを使って動画や写真を撮影して行きたいと思いますので、ブログやYouTubeも覗いて頂けると嬉しいです。
購入は落下などで破損しても無料で修理が出来るワイド保証がつけられるソニーストアがオススメです。
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