カメラリュックは、その収納力に憧れるけど唯一の欠点があります。
それは、地面におろさないと中身が取り出せない事です。
想像してみて下さい。
雨でグチャグチャに濡れた地面、その他もろもろで汚れている地面に、リュックを下ろしたくはないですよね。
「だったらパッセンジャーでいいじゃん!」って話ですが、肩掛けは片方の肩に負荷がかかるし、収納量も欲しいし・・・パッセンジャーの様に下ろさず中身を取り出せるリュックが欲しい!
そこで、何かとスゴイと噂のPeakDesign ピークデザイン エブリデイバックパック30Lアッシュ BB-30-AS-1( Peak Design EVERYDAY BACKPACK )を購入しましたが、そんなワガママな要望を見事に解決してくれました。
とても使い勝手の良いリュックでしたので、使い方・感想を書いてみたいと思います。
スムーズに中身を取り出したい!
リュックを降ろして汚れるのが嫌・・・
\そんな方には絶対オススメのバッグです/
あと、個人的に感動したのは、CANON EOS5DmarkⅣにCANON EF70-200mm F2.8L IS III USMを取り付けた状態で横から収納できた事・・・収納力凄すぎです。
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横取り出しに特化したデザイン
横取り出しで、中身のほぼ全てにアクセス出来ます。(反対側も同じように出来ます)

上下両方からジッパーを開ける事が出来ます。


さらに、ジッパーの持ち手部分を引っ掛ける事が出来ます。(上下共に可能)

間違えて開けてしまったり、勝手に開いてしまう、
という心配もなさそうで安心です
しっかりとした作り
思っていた以上に頑丈で丁寧な作りでした。カメラの保護性能も問題なさそうで、長く使っていけそうです。

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選べるサイズ
20Lと30Lを選ぶことが出来ます。
実際に比較しますと、20Lはやや小ぶりで、30Lはかなり大きく、その差はそれなりにあります。
今回購入したのは30Lサイズです。
身長177cmの私が背負ったらこんな感じに。

またバッグの重さは以下の通り。
20L:1,400g
30L:1,542g
20Lと30Lで 142g違います。
一眼レフやミラーレス等、
使用機材で選ぶのが良さそうですね!
豊富なポケット
両サイドのフタの裏側に小物を収納できるポケットがあります。 両サイドで仕切りのレイアウトが少し違うので、工夫して色々詰め込めますね。

上部にも取り出し口があります。上からも荷物を取り出せます。

フックを引っ掛けて留めるのですが、荷物の量に応じて4段階で留める位置を変えれます。

また、しっかり固定されるので、勝手に開くっていうことはなかなか無さそうですが、ロック機構があれば更に良かったかなぁと思います。
背面にはノートパソコンも入るポケットもあります。中は仕切りがあり、整理して収納できそうです。

実際にノートパソコンを入れてみましたが、しっかり入りました。
今回収納したノートパソコンはDELL G7 15で、ちょうど収まった感じです。
(15.6-インチ 高さ: 23.7 mm 幅: 364.3 mm 奥行き: 273.4 mm )

こちらは腰ベルトを収納できるポケットです。

使わない時は収納しておけば汚れる事はないですね。
川辺で撮影していて、しゃがんだ時に
腰ベルトが川に浸かってベタベタになる事、
よくあるんですよね・・・
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サイドポケットに三脚も収納可能
GITZO マウンテニア2型4段(GT2542)という中型の三脚ですが、収納出来ました。

可搬性の高いトラベルタイプなら余裕で収納できるでしょうね。
さらに、サイドポケットにはベルトが付属しており、三脚が傾かない様に固定出来ます。

ベルトで色々固定できる
下側にもポケットがあり、ベルトが入っています。
(ちなみに、私はこのポケットには別のリュックで利用していたレインカバーを収納しています)

こんな感じでベルトが収納されています。(ベルトは取り外しできます)

こんな感じで、ちょっとした荷物を縛り付ける事が出来ます。

ベルトを利用すれば、下側に三脚を取り付ける事が出来ます。

リュックに入りきらない荷物を括り付けれるのは、
本当に便利で重宝します!
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ベルトの長さ調整が簡単
ほぼワンタッチで長さを調整できますので、楽です。
このように金具を持ち上げる様に引っ張ればベルトが緩んでいきます。

逆に締める時は、ベルト側を引っ張れば締まっていきます。

すべてのベルトがこの機構を採用しています。
各部分のベルトの長さは体にフィットするよう、しっかりと調整しましょう。背負いやすさ、疲労感が変わってきます。
機能的な仕切り板と、自在なレイアウト
仕切り板は三枚付属しています
また、仕切り板の固定はマジックテープになっておりますので、自在にレイアウトが可能です。

レイアウトを工夫すれば、普段使いも出来そう!
実際に機材を詰めてみた
パターン1:普段の撮影機材
普段の撮影用です。現地でレンズ交換を出来るだけしたくない為、カメラにレンズをセットした状態で詰め込みます。

・CANON EOS6D + CANON EF70-200mm F2.8L IS III USM
・CANON EOS5DmarkⅣ + CANON EF24-70mm F4L IS USM
・SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART
(カメラ2台、レンズ3本)
レイアウトはこの様にしています。


では、実際に機材を収納します。


スッポリと余裕の収納ですね。上の部分にもまだ入ります。
レンズを装着したカメラ二台が横取り出し可能で、
しかも70-200F2.8を装着しても横向きに入るのは驚きでした。
パターン2:星空撮影用
普段の撮影よりも持ち出す機材が多くなる星空撮影ですが、果たして入るのでしょうか?

・CANON EOS6D + SAMYANG 14mm F2.8
・CANON EOS5DmarkⅣ + SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART
・SIGMA 24-35mm F2 DG HSM ART
・Carl Zeiss Planar T*1.4/50 ZE
・SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
(カメラ2台、レンズ5本)
仕切り板が不足気味だったので、別のバッグから仕切りを持ってきました。(オレンジ色の部分)

ギリギリ感がありますが、入りました。


上段の収納部分には70-200F2.8も入る余裕がありますが、これ以上は重たいですね・・・
やはり大きいのがネック?
今回購入したのは30Lでしたので、仕方がないのですが結構大きいです。背負っていると結構な存在感が出ます。
小柄な方だったり、見た目を気にする場合、少し大きさが気になるかもしれません。(黒系のカラーの方がスッキリしているように見えて良いかもしれません)
あと、やっぱり値段が高い・・・amazonで40,000円近い価格に・・・。
しかし、個人的には撮影の利便性が上がったので、この投資は全く損だとは思いませんでした。
実際に使ってみた感想
実際の撮影現場で、一度もバッグを下ろさずに撮影し続ける事も出来ました。しかも使い勝手も良好。
30Lは普段使いには少しサイズは大きいですが、やはり扱いやすいので少しの撮影でもこのバッグを使っています。
大は小を兼ねるということで、サイズに関しては30Lで正解でした。フルサイズ一眼レフを使っているならば、30Lの方が良いのではと思います。まぁ、持ち運ぶ機材の量にも寄りますが。
まとめ
ピークデザイン エブリデイバックパック( Peak Design EVERYDAY BACKPACK )は、まさに至れり尽くせりのカメラバッグでした。気になるのはお値段ですが、それ以上の価値はあるように思います。
「リュックを地面に降ろしたくない‼」
という方には絶対オススメだと思いますよ!
こちらは新しいバージョン。
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