奈良県宇陀市にある宮奥ダムに星空撮影に行ってきましたので、宮奥ダムと、そこで見えた星空について記事にします。
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宮奥ダムについて
奈良県宇陀市大宇陀宮奥にある小規模なダムです。
ダムの堤防から見下ろすと、日本の原風景の様な景色が遠目に見えます。朝には薄っすらとした霧が立ち込め、そこに朝日が差し込むと幻想的な景色となり、写真スポットとしても有名です。
管理事務所前には、ピラミッド型のモニュメントがあるのが特徴的です。
宮奥ダムの場所
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宮奥ダムの夜空と地上の暗さ
夜空は明るいです。といっても夏の天の川なら薄っすら見えるのではないか、という位で、そこそこ星空眺める程度なら十分な暗さだとは思います。
地上の暗さについては、やや明るめ。特に管理事務所と広場、トイレは夜でも照明が点いていました。
さらに、堤防から下を覗くと、これもまた明るい光源があります。堤防の上には大きな光源はありません。また、ダム湖側も遠くに明かりがあるだけで、大きな光源はありませんでした。
宮奥ダムの全天写真
宮奥ダムの堤防の真ん中あたりで全天写を撮影しました。(RICOH THETA Sを使用)
下記のClick to playをクリックすれば、閲覧出来ます。
miyaokudam #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
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宮奥ダムの駐車場やトイレ
車数台は停めれる駐車場はあり、管理事務所の前にトイレもあります。
宮奥ダムで撮影した星空写真を紹介
※今回の写真は全てJPEG撮って出しです。
あの有名な朝日が差し込む景色の構図に、オリオン座を入れたら面白いかなぁと思いやってきましたが、想像以上にオリオン座が高く昇っていて収める事が出来ませんでした。というか、オリオン座が低い位置にあっても少し難しかったかも知れません。
堤防の真下に明るい外灯もありますし、なかなか撮影が難しい感じです。
そこで、ハーフNDフィルター(NiSi Soft nano GND(32))を使用し、堤防下の明かりを減光します。
更に、光害カットフィルターのKANI LPRF Light Pollution Reduction Filterを使用。
JPEG撮って出しではありますが、良い感じになってきました。
撮影場所(堤防上)の通路を撮影。
ここからの写真はハーフNDフィルターを外し、KANI LPRF Light Pollution Reduction Filterのみです。
ダム湖側を撮影しました。
鉄塔が迫力があり、面白いです。ちょうど南側に大きな鉄塔が見えるので、夏の天の川が南中した時に鉄塔とのコラボ撮影が出来るかな・・・?
ダム本体を撮影。
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宮奥ダムの星空撮影について、まとめ
ダムというと、夜でも外灯がビッシリで星空の撮影が難しい場所が多いですが、今回の宮奥ダムに関しては地上部分の明かりは少々あるものの、比較的暗いダムです。
夜空は明るいですが、街中よりは暗い星空を見る事が出来て、軽く星空を楽しむなら良いかと思います。
ただ、撮影に関しては光害が多く通常に撮影するなら後処理が大変かもしれません。今回はNiSi Soft nano GND(32)とKANI LPRF Light Pollution Reduction Filterを使用してなんとか撮影出来ました。そのお蔭でJPEG撮って出しでもまぁいいか、という感じです。
→KANI 角型フィルターホルダーとNISIハーフND NiSi SNGND(32)を星景写真に使ってみた
☆このブログでは奈良県を中心に各地での星空撮影記録を記事にしています。下記にまとめておりますので、宜しければご覧ください。
→奈良県各地の星空撮影記録まとめを読む
→三重県各地の星空撮影記録まとめを読む
→和歌山県各地の星空撮影記録まとめを読む
☆撮影の様子を動画撮影しました。
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