2024年3月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)
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2024年3月の天の川の方角と見え方
2024年3月の新月は10日。空が暗くなる19:30頃の星空では、冬の天の川は南の空に立ち昇っています。
0時の星空では、冬の天の川は西の空に大きく傾いて沈もうとしています。
空が明るくなる4:44の星空では、南東の空の良い感じに「夏の天の川」が昇ってきます。
2024年3月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1~6日は空が暗くなってから月の出まで。冬の天の川、星空を中心に狙っていきたい所です。
7~13日は新月近くなり、月明りをあまり気にせず天体観測できそうです。折角なので夏の天の川も狙っていきたい所。
14~22日は月の入り後から夜明けまで。こちらでも夏の天の川を狙っていきたいです。
27~31は空が暗くなってから月の出まで。冬の天の川、星空を中心に狙って行きたい所。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に3月に撮影した星空・天の川を紹介
実際に3月に撮影した星空・天の川を紹介します。
2024/3/3 5:07。月齢22の半月に近い明るい月に照らされていますが、薄っすらと天の川が映りました。肉眼でも少しだけ天の川が見えます。
2022/3/27 20:25。夜景とシリウス。夜景に負けないほど、シリウスが明るく光っています。木の上にオリオンの三ツ星がちょうど見えます。
2020年3月23日 3:57 。焦点距離14mm(トリミングあり)。3月も後半の撮影。天の川も高く昇り始めてきています。
2020年3月23日 4:59。焦点距離14mm。上記写真の1時間後の撮影。天の川も薄っすらと朝の空に消えていきます。夜が明ける時間もだいぶ早くなってきます。
2019/3/8 5:12。焦点距離14mm。空が明るくなり始めています。
2023年3月、タイムラプスではない、リアルタイムの動画で天の川を撮影しました。肉眼で見た雰囲気に近い映像に仕上げています。
YouTubeチャンネル「星を撮りに行く」では星空、天の川、流星群等を動画で撮影、掲載しています。チャンネル登録や高評価を頂けると励みになります!
綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
2024年の撮影候補日を纏めています!
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