2022年1月の天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。
(奈良県を基準に作成しています)
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2022年1月の天の川の方角と見え方
新月(3日) 18:30頃の星空。西の空にオリオン座等が見え始めています。
22:18頃には南東の空に冬の天の川が立ち昇ります。オリオン座、冬の大三角も夜空の高い位置に見えます。
夜明に向かうにつれて、冬の天の川は西の空へ沈んでき、夜空か明るくなり始める5:30頃には完全に沈み込んでいます。
1月は月末になると夏の天の川が表れてきます。こちらは1/31の5:30の様子。バッチリと撮影するにはまだ少し早いですが、2022年1月30日、31日は月明かりの影響も少ない為、狙ってみるのも面白いかも。
画像は「ステラリウム」より引用。
2022年1月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測候補日
夜になっても月が出ていると星空は綺麗に見えません。特に満月の夜は星空観測には適していません。下記に月齢と月の出入を纏めました。夜空が暗い時間帯は日の出入1時間半前後を目安に。
データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1月はとても寒く、積雪、路面凍結も各所で見られる場合あり。また防寒対策もしっかりして体調を崩さない様に天体観測を楽しみましょう。
1日~6日は新月の影響で月明かりをあまり気にせず撮影出来そうです。
また、4日は三大流星群のひとつ「しぶんぎ流星群」が明け方5~6時ごろに極大と予想されています。折角の新月と流星群なので、流れ星を観測するのも良さそうですね。
7日~15日は月の入後~夜明(5:30頃)までの間、月明かりの影響を気にせず星空を観測出来そうです。
21日~29日は日没後(19:00頃)~月の出までの間、月明かりの影響を気にせず星空を観測出来そうです。
30日、31日は新月の影響で月明かりをほとんど気にせず撮影出来そうです。
30※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しましたが月が出ていても、月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して天の川、星空を撮影するのも面白いです。
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実際に1月に撮影した星空を紹介
2020/1/19 0:32 展望台と少し西に傾く冬の天の川。
2021/1/16 5:30頃、奈良県で撮影した夏の天の川。といってもほとんど山に隠れています。月末ならもう少し高く昇っていると思います。
SONY a7SⅢにて、2022年1月4日のしぶんぎ座流星群 極大の様子を撮影したものです。4時間分の撮影を2分程度に纏めました。
YouTubeチャンネル「星を撮りに行く」では星空撮影の様子や、現地の様子を動画で紹介しています。(高評価、チャンネル登録頂けるととても励みになります)
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
2022年の撮影候補日を纏めています
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