2022年12月の天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。
(奈良県を基準に作成しています)
スポンサードサーチ
2022年12月の天の川の方角と見え方
新月の日(23日)の星空、天の川の見え方です。
夜空が暗くなる18:23頃。西の空に傾く天の川。東の低空にはオリオン座も昇り始めています。
冬の星々が高く昇る22:24頃。
夜空が明るくなり始める5:30では、オリオン座は西の空に沈んでしまいます。
2022年12月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。
1日~6日は月の入り後から夜明けまで。
11日~19日は日が沈み、空が暗くなってから月の出まで。
また、12月14日は三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」の極大を迎えます。前後当日でなくても前後数日は流れるので月明かりを避けながら撮影したいところです。
20日~26日は新月の影響でほぼ月明かりを気にせず星空を見れそうです。
27日~31日は、月の入り後から夜明けまで。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
スポンサードサーチ
実際に12月に撮影した星空・天の川を紹介
2019/12/1 1:01。冬の天の川がまっすぐ立ち昇っています。
2019/12/8 2:57。西の空に寄りかかる冬の天の川。
2019/12/8 4:30。西の空に倒れる様に傾く冬の天の川。この後、空が明るくなるにつれてオリオン座も地上に隠れていきました。オリオン座が隠れると夏の天の川を期待してしまいますが撮影出来るのは早くても1月後半です。
2020/12/19 0:30。西の空に寄りかかっている冬の天の川。
2021年「ふたご座流星群」極大の日に撮影した動画です。最初は月がありましたが、月が沈んでからは沢山の流れ星。とても感動的な夜になりました。ただし、とても寒かったです。
YouTubeチャンネル「星を撮りに行く」では流星群や星空、天の川が見える景色を動画で配信。是非覗いてみてください。(高評価、チャンネル登録を頂けると大変励みになります)
綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
2022年の撮影候補日を纏めています
コメントを残す