近日点通過の前日、2023/9/16に夕方に見える西村彗星を見に行きました。
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奈良県で見る夕方の西村彗星
17:53、太陽が沈もうとしています。
西村彗星は18:30で高度5.6°。ここから更に低くなっていきます。しかし、この時間帯だとまだまだ空が明るく、見えるか心配です。
撮影機材はSONY α7SIIIとCANON EF70-200mm F2.8L IS III USM。双眼鏡はKenko mirage 8*42。
参考記事:CANON EF70-200mm F2.8L IS III USMを使っていて思う事。(星空撮影にも)
参考記事:ZTF彗星、天体観測の為、双眼鏡(Kenko Mirage 8×42)を購入しました【レビュー】
結論から言うと、写真には写りましたが、肉眼、双眼鏡では見る事は出来ませんでした。空が明るすぎます。
こちらは西村彗星が写った写真。わかんないですね。
2023/9/16 18:48 F2.8 ISO100 1/5sec 200mm(固定)
これを拡大したものです。上記の一番高い山の少し左上あたり。
写真中央に薄い点が見えます。ついでに、右上に向かって伸びている尾も見える・・・気がします。
ちなみにこの二つのコブの様な山は二上山。二つのコブの間に太陽が落ちる事を「鞍落ち」と呼ぶのですが、今回は彗星の鞍落ちを密かに狙っていましたが、少し左に寄り過ぎました。
この後すぐ、写真にすら写らなくなりました。
撮影の様子を動画にもまとめました。
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あとがき
明け方の西村彗星撮影は3回、うち1回は失敗。
そして、今回初の夕方の西村彗星チャレンジは初めて。実は雲予報は悪く、遠征も考えていたのですが、ちょっと面倒になってしまい・・・割と近い場所でダメ元の撮影でした。しかし、思いのほか雲が抜けてくれてなんとか撮影出来たという感じです。
というか、本当はこれが西村彗星なのか確信できない所は若干あります。ハッキリ写ってくれれば、そうだと言えるのですが・・・。まぁ、位置的、若干尾が見える事を考えると西村彗星の可能性は高いかなと考えます。
最近こういう撮影が多いので、70-200mm F2.8の望遠ズームレンズでは少し厳しいですね。加えて、SONY α7SIIIの低画素・・・天体望遠鏡、またはもっと焦点距離の長いレンズが欲しくなります。
ともかく、夕方の空で西村彗星と再会できて良かった!2022年1月のレナード彗星の事を少し思い出しました。
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