2022年6月24日、夜明の空に一列に並ぶ月と惑星を撮影しました

2022年6月24日、夜明の空に一列に並ぶ月と惑星を撮影しました

夜明の空に並ぶ月と惑星を撮影しました。

※翌日25日も撮影へ行きました。
参考記事:2022年6月25日、月と集合した惑星を撮影(三重県志摩市)

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一列に並ぶ月と惑星

一度に全惑星を眺めることができる機会は多くはなく、是非眺めてみたいと思っていました。しかし時期が梅雨なので天候が心配でした。

実際、この日も天気予報はイマイチだったのですが、ふと夜中に目が覚めて窓から外を眺めると木星が輝いているのがみえ、急遽撮影に出かけたのでした。

撮影場所は天の川も肉眼で見えるか見えないかというような、そこまで夜空が綺麗ではない場所。それぞれの惑星はそこそこ明るいので、十分肉眼で見えていました。(天王星、海王星は流石に見えません)

撮影は2022年6月24日。

3時15分撮影。

SONY FE14mm F1.8 GM

左下から金星、月、火星、木星、そして少し離れて右上端に土星。焦点距離14mmでも結構ギリギリです。

この時点ではまだ水星は昇ってきておらず、もう少し待ちます。

3時54分撮影。水星の位置に雲があり、雲を抜けるのを待っていると随分と空が明るんでしまいました。といってもこの写真だと水星は殆ど見えません(一応写っています)

SONY FE14mm F1.8 GM

この写真、痛恨のミスをしています・・・。実は土星が入っていません。

もちろん、撮影時に水星~土星が入っているのを確認したつもりでしたが、後で見返すと土星が入っておらず・・・。やらかしました。

動画でも撮影

動画でも撮影しました。カエルの鳴き声が賑やかです。

参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】

実は動画もミスをしており・・・今度は水星が映っていません。

原理は良くわかないのですが、14mmレンズでの写真撮影では水星が写るのですが動画では写りません。(望遠ではバッチリ、24mmでは辛うじて写っていたけど・・・)

雲が無く、もっと暗い段階で撮影出来ていれば14mmレンズでも水星が映ったと思いますが。

というわけで、水星、金星、土星、木星、火星を一つの写真、映像に写す事が出来ませんでした。

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あとがき

ずっと前から楽しみにしていた天体イベントでしたが、晴れてくれて本当に良かった。撮影ミスが痛いですが、肉眼では見ましたのでしっかりと覚えておきたいと思います。

まぁ、実際に見た感想としては、月や惑星の間隔がちょっと空き過ぎていて、あんまり一列に並んでいる感じは薄いです。一か月前に同様の撮影をした時の方が、水星は見えなかったもののコンパクトに集合していたので感動が大きかったかな?

参考記事:22年5月28日、夜明の空に並ぶ月と惑星(金星、木星、火星、土星)

まだ数日間は見れると思うので、機会があればチャレンジしようと思います。

今回撮影では焦点距離14mm(SONY FE14mm F1.8 GM)を使用しました。

参考記事:SONY FE 14mm F1.8 GMを実際に星空撮影に使ってみた(SEL14F18GM)レビュー

普段14mmもあれば超広角に困りませんが、こういう時は更に広い広角レンズが欲しくなります。

前々から時々欲しくなるSAMYANG XP 10mm F3.5や、その他の魚眼レンズなんかも一つは持っておくべきだなぁと思いました。

※翌日25日も撮影へ行きました。
参考記事:2022年6月25日、月と集合した惑星を撮影(三重県志摩市)