2020年のペルセウス流星群は8月12日 22時に極大になるということで、奈良県屈指の星空スポット、大台ケ原の駐車場へペルセウス座流星群の撮影に行ってきました。
撮影した写真や現場の様子を記事にします。
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2020年のペルセウス座流星群、方角は?
2020年8月12 22時に極大となるペルセウス座流星群。
その時間では北東の空、有名なカシオペア座の下あたりにペルセウス座と放射点があり、放射点を中心に流星が流れて見えます。
とはいえ、見上げてずっと眺めていましたが、色んな方角で流れて見えていましたのでどこを見ていても良いような気がします。
ペルセウス座流星群の大台ケ原駐車場の様子
駐車場は溢れるが、観測するスペースはある
到着したのは20時ごろ。駐車場は数台分の空きがある程度。
その後にほぼ満車状態となり、ドライブウェイに車の列が出来ていました。
車の行き来が深夜から明け方まで続くため、車のヘッドライトがほぼずっと光っている状況で、流星群の観測や撮影もあまり落ち着いて見られない印象です。
それでも頭上には無数の星々、天の川も綺麗に見えていましたし、大きな流星が流れると歓声があがり、賑やかでした。
駐車場は満車ですが、車が通れない様に区画されているエリアもあるため、安全に星空を見上げる事ができます。また、そこまで人が密集することはなかったので、ソーシャルディスタンスを意識して撮影することが出来ました。三脚を立てるスペースも余裕です。
外気温は18度、防寒対策が必須
大台ケ原駐車場は標高約1600mにもなり、かなり気温が低いです。真夏の服装だとかなり厳しいです。まぁ、暑い思いをして見上げるより、少々寒いくらいの方が過ごし易いかな?(私は真冬の防寒着を着込んで撮影していました)
トイレや自販機もあり
駐車場にはトイレもありますし、飲み物も自販機で購入できます。流星群は長期戦になりやすいので、これも安心のポイントですね。
蚊が少ない!?
この時期、少し森などに入ると蚊が多くて困りますが、大台ケ原の駐車場ではほとんど蚊が居ませんでした。虫よけスプレーも使わず、なかなか快適に過ごせました。
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撮影したペルセウス座流星群の写真
撮影した写真の半分以上は車のヘッドライト等の明かりが写りこみ、なかなか思うように撮影が出来ません。
まぁ、そのリスクも分かった上での大台ケ原駐車場での観測ですので、特に気にはしません。それが気になるのであれば、大台ケ原山頂まで登るか、もっと人気のないスポットで観測するべきです。
約2,000枚近く撮影したので、何カットかに流星は写っていますが、一番綺麗に写った流星の写真を紹介します。
下記は流星部分を拡大したもの。しっかり色も出ています。
超広角レンズ(14mm)を2台使って撮影していましたが、それでもやはり、夜空は広い・・・思うように撮影している方向に流れてくれないものですね。
あと、RICOHのTHETA Sでも360度撮影していました。流星の様にどこに流れるか分からないものは、360度撮影出来るカメラは強いですね。
(下記のClick to playをクリックして360度写真を閲覧できます)
ペルセウス座流星群 – Spherical Image – RICOH THETA
→簡単に360度の星空撮影!全天球カメラRICOH THETA Sを使ってみたよ
一応カメラ撮影はほとんどインターバル撮影(自動で撮影)させて、自分はずっと星空を見上げていました。
満天の星、天の川・・・そして流星。やはり、写真で見るより自分の目で見た方が感動的です。しっかりと目に焼き付けておきました。
今回の動画やその他の関連記事を紹介
今回の撮影地(大台ケ原の駐車場)の様子や、他に撮影していた流星の写真・タイラプスなどを動画に3分程度で纏めました。
また、今回のペルセウス座流星群以外の大台ケ原での星空撮影記録を下記の記事に纏めています。
→大台ヶ原山から見える星空を紹介します!(奈良県上北山村)
初めまして。素晴らしい写真ばかりで、魅入ってしまいました。私も大台ケ原で星景写真や夜明けの写真を撮影しています。流れ星の写真も撮りたいのですが、肉眼では意外とよく見られるのですが、カメラを向けた方にはなかなか現れてくれません。これからも素敵な写真で楽しませて下さい。
中山さん、初めまして。ご覧いただき有難うございます。流れ星、肉眼ではよく見るのに、なかなか写真には入ってくれないですよね・・・。入っていたとしても写真に写っていないこともよくあります。
今後ともよろしくお願いします!