燈明崎へ星空を撮影に行きました(和歌山県太地町)

燈明崎へ星空を撮影に行きました(和歌山県太地町)

燈明崎を目指して、木々に覆われた真っ暗な細い道を歩きます。
やがて視界が開け、波の音が聴こえてきました。
ライトを消すと、プラネタリウムのように星空が広がっていました。




和歌山県太地町にある燈明崎へ星空・天の川を撮影に行きましたので、撮影記録をこの記事に書きたいと思います。

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燈明崎について

捕鯨で有名な和歌山県太地町の観光名所である燈明崎(とうみょうざき)。ちょうど太地中学校の裏側にあります。

燈明崎の突端には狼煙場跡や復元された燈明灯台が設置されています。

燈明崎の場所

〒649-5171 和歌山県東牟婁郡太地町大字太地

やや細い道を車で走りますが、そこまでアクセスは悪くありません。

駐車場 : 広く綺麗な駐車場があります。
トイレ : 駐車場にトイレがあります。かなり綺麗でした。

駐車場から燈明崎へは徒歩5分程度
駐車場周辺は明るいですが、燈明崎へ道は真っ暗なため、ライトが必須になります。まっすぐで平坦な綺麗に整備された道なので歩きやすいですが、少しだけ滑りやすかったです。

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燈明崎の夜空の暗さ

光害マップ

光害マップで見ますと、数値は0.38と暗さは十分。周囲はやや明るい印象を受けますが、東の太平洋は非常に暗い為、圧巻の星空を楽しむ事が出来ました。

北、東、南側を見渡す事が出来ます。特に東側は暗く、良く見渡せるので水平線に横たわる天の川の撮影には最適な場所ではないでしょうか。

地上部分については気になる明かりはあまりなく、燈明崎自体は真っ暗です。明かりというと、南側の遠くに舵取岬の灯台の明かりが見えたり、船や町の明かりが見える程度です。

燈明崎の星空の全天写真

360度カメラ(RICOH THETA S)を使用して撮影した燈明崎の星空の全天写真です。下記のClick to playをクリックすれば閲覧できます。

燈明崎 – Spherical Image – RICOH THETA

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燈明崎の人の多さ

今回、2月1日の朝5時頃、水平線に浮かぶ夏の天の川の撮影に訪れましたが、誰も居ませんでした。

燈明崎で撮影した星空・天の川の写真

こちらは南の空。舵取崎の灯台が見えます。天の川は水平線から登ってきたばかりで、少しだけ頭が出ている状態です。

燈明崎の星空
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART

ようやく天の川が昇ってきました。こちらは狼煙場跡の上から撮影しました。

燈明崎の天の川
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART
燈明崎の天の川
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART

この燈明灯台が良い雰囲気ですね。燈明灯台が少し照らされているように映っているのは、舵取崎の灯台の光がチラチラと当たっているからです。

燈明台の天の川
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART

地上が暗過ぎる為、シャドウを無理やり持ち上げ気味です。

燈明灯台の星空
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART
太地町の星空
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART

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まとめ

文句ない最高の星空を楽しむ事が出来ます。特に東側は暗く、良く見渡せる為、水平線に横たわる天の川の撮影には最適の場所でした。

ただ、場所は少し狭いので他の撮影者が居ると少し窮屈に感じるかも知れません。

☆このブログでは各地での星空撮影記録を記事にしています。下記に地域別にまとめていますのでよろしければご覧ください。

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