SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 解像感の低下。芯ズレか?症状と故障原因

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 解像感の低下。芯ズレか?症状と故障原因

星空の写真、動画でも使用しているSIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTですが、ある時から解像感が低下してしまいました。いわゆる芯ズレという状態かも知れません。

現在では修理完了して直っていますが、その原因、症状を書いていきます。

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SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 故障(芯ズレ)の原因

芯ズレの原因としては、三脚からカメラを落下させてしまったことです。

アルカスイスを使用していますが、取り付けが甘く、三脚を動かした時にカメラが落下。
まぁ、こういう事もあろうかと問題がない時はカメラのストラップを握るよう癖付けしており、地面に落ちる事はありませんでしたが三脚とカメラがぶつかりました

その日、そのまま星空撮影していましたが撮影中はそこまで違和感を感じませんでした。
(後から見ると、やはり少し解像感が低下している感じはありますが)

しかし後日、別の場所で撮影をしていると星にピントが合わせ辛い事が分かりました。恐らく、最初の落下から時間の経過とともに症状が悪化したのだと思います。

今までも同じような事で何度か三脚とぶつけた事はあったと思いますが、今回は打ち所が悪かったのかも・・・。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTの芯ズレの症状


1年以上メインレンズとして使用しているので使い慣れたレンズですが、いつも通りピントを合わせようとしても星にピントが合いませんでした。星にピントを合わせる場合は星をモニターで拡大表示し、ピントリングを回して星が小さくなる(点に写る)ポイントに合わすのですが、あと少しで点になるか?というところで点にならずグニャっと歪んでしまう様な感じでした。

ピントが合わないながらも撮影した写真がこちら。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 芯ズレ

SONY a7SⅢ+SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART
ISO6400
F2.8
15sec
ソフトフィルター使用(LEE No.1)

明らかにさそり座の星々がブワっとしていて、撮影結果をサっと見ただけでもすぐ気づきました。


右上の拡大。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 解像感低下

左上の拡大。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 故障

中央の拡大。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 星

地上部分拡大。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 故障

ソフトフィルターを使用しているので分かり辛いですが、右上、左上は星がボヤけており、明らかに異常。中央はぱっと見良さそうですが、よく見ると結構歪んでいます。地上も若干ソフトな印象があります。

この時点では半信半疑でした(というか故障であることを受け入れたくなかった)ので後日、別の場所で撮影に使用。しかし同じようにピントが合わず、更に解像感が悪化したような印象を受けたので修理に出す事にしました。

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SIGMAへ修理依頼と修理後の様子

というわけで、SIGMAに修理に出す事にしました。結論から書くと完治しました。
修理から一週間と少しで返ってきて、非常に丁寧な対応であったのでここは別途記事にしようと思います。


では修理後の写真を見てみます。同じような明るさの場所での写真です。
SONY a7SⅢ+SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART
ISO4000
F2.8
13sec
ソフトフィルター使用(LEE No.1)

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 修理

右上の拡大。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 星

左上の拡大。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 修理後 星

中央の拡大

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 修理後 星

地上部分の拡大。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 修理後 地上景色

ピント合わせはいつもの感覚で出来ました。星の写り方もいつもの感じに。中央の拡大写真を比較すると、故障時の撮影とはシャッタースピードが若干違いますが、歪み方が全然違いますね。地上は、そもそもソフトフィルター使ってるので分かり辛いけどやはり解像感は改善しているように思います。

修理内容と修理費用

修理費用は税込 33,330円。
修理区分は重修理。
・カム組ユニット交換
・後部筒交換
・解像調整

若干高い印象はありますが、まぁこんなものか・・・。

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蛇足の比較(F2.2とF2.8の比較)

こちらは蛇足の比較。SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTはF2.8まで絞ると星はシャープに写り、個人的には許容範囲の描写になります。F2.2にすると星は歪んでしまうのですが、今回修理直後という事で改めてF2.2とF2.8を比較してみました。

SONY a7SⅢ+SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART
ISO20000
F2.2
15sec

ISO32000
F2.8
15sec

ソフトフィルター使用(LEE No.1)

この写真はF2.2です。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART F2.2

右上の拡大。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 絞り 比較

左上の拡大。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART 絞り 比較

やっぱり、F2.2は厳しいですね。修理直後ということで若干改善されてるかも?とちょっとだけ期待したのですが。

まとめ

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTは超広角でありながらもF1.8という明るさをもつ、星空や夜景の動画を撮影する私にとっては貴重なレンズ。SONY FE14 F1.8 GMなんかも発売されますが、これからも写真や動画のメインレンズとして使用していくと思います。

しかし、噂では「芯ズレが起こりやすいレンズ」ということなので今まで以上に慎重に使用していきたいと思っています。

また、SIGMAの修理対応については満足度は非常に高いものでした。何かあっても安心して任せられるという状態は機材を使用していく上でも非常に心強いなぁと思いました。

参考記事:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTを星空撮影に使用して思う事【レビュー】

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