こんばんわ、ぴす(PYTH)です。
今回は奈良県五條市大塔町にある猿谷ダムへ星空撮影に行きました。
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猿谷ダムについて
なんでも、奈良県では最古のダムということです。
重力式コンクリートダムで、竣工年は1957年、堤高74メートル、堤頂長170メートルとそこそこ大きなダム。奈良県最古ということで、なかなか雰囲気があるのではないかと気構えて行きましたが、そこまで老朽化した感じもなく、現役バリバリな綺麗なダムでした。
ダム周辺にはベンチがありますが、置物のサルが何匹が座っています。暗がりでしたので少し驚きました。
なんで、サル?とさっきまで思っていましたが、そうか、“猿”谷ダムだからか・・・。
ちなみに、今回は夜中に訪れましたが、猿より鹿がめちゃくちゃ居ました。しばらく威嚇されていたのか、ピィー、ピィーと甲高い声で鳴かれていました。
猿谷ダムの夜空の暗さ
暗いです。奈良県の大塔町といえば、星空が綺麗で有名ですしね。天文台もありますし。猿谷ダムは、冬の天の川は肉眼では見えていませんでしたが、夏の天の川なら見えるのではないでしょうか。
光害マップで見ると、かなり明るいようですが、周囲は暗い様子。なので、星空もそれなりに綺麗に見えるかと思います。
ダム自体の外灯が強く、地上が明るすぎるため星空観測や星空撮影・星景写真には微妙な感じです。
RICOHのTHETA Sで360度の星空撮影をしました。下記をクリック・読み込みが完了すれば閲覧が可能です。
こちらは駐車場から。
sarutani-dam1 – Spherical Image – RICOH THETA
こちらはダム本体から。周囲が明るすぎですが・・・。
sarutani-dam2 – Spherical Image – RICOH THETA
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猿谷ダムの場所
猿谷ダムの駐車場やトイレ
駐車場は車数台が止められる場所があります。トイレも駐車場のすぐ近くにあるようです。
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猿谷ダムで撮影した星空の写真
ダムと星空というのは、少しロマンを感じます・・・しかし、猿谷ダムは外灯の明かりが強すぎて星空の撮影は不向きです。
こちらはNISIのハーフNDフィルター(ソフトND32)で、地上部分の外灯を減光し撮影したもの。周囲に外灯やトンネルの照明があり、その光がフィルターに回り込み、撮影が難しかったです。
こちらはJPEG撮って出し。
以降レタッチ写真です。
また、ダムに向かう途中の道から、ダム湖を挟んでダムを眺める事が出来る場所もあり、そこからならもう少し良い感じに撮影出来そうではありましたが、よく見るとその場所は電線が通っており、また周囲の木々が写り込みそうでしたので撮影しませんでした。
こちらはダム湖。北向きに撮影しています。ダム湖の水は外灯に照らされています。緑色をしていますね。
縦構図です。
そして、こちらがダム本体。なかなか外灯が明るいです。
ダムから見下ろして撮影してみました。こちら側は街灯がないので、安心して明るく写せます。冬の天の川もしっかり写りました。底の方は明るいようですね。画面中央に流れ星が写りました。
ダムから見上げるように撮影。
まとめ
猿谷ダムは夜空は暗いものの外灯が多く星景写真や星空撮影には向いていない印象でした。少し外灯が邪魔ですが、星空を見るには十分な暗さだとは思います。
まぁダムといえば明るい場所が多く、どこともこんなものです・・・中には外灯が控えめで星空撮影にも向いているダムがありますが・・・。
なぜかダムと星空撮影にロマンを感じる私は、これからもダムと星空を追いかけていきます。
外灯が少なく、星空撮影に向いているダムの記事は下記です。
→奈良県川上村の大滝ダムの星空撮影の記事を読む
→奈良県五條市の黒渕ダムの星空撮影の記事を読む
この他にも夜、外灯が少なく、星空撮影にも影響が少なそうなダムをご存じであれば、お問い合わせやコメント欄、Twitterからでも連絡いただけるとうれしいです。
☆このブログでは奈良県各地の星空を撮影し、記事にしております。下記のまとめ記事もよろしければご覧ください。
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