三脚をまっすぐ立てるのは地味に難しい。
地面が平らな場所なら脚を均等に伸ばすだけである程度水平に立てる事が出来ます。しかし、段差のある場所、坂道などで感覚的に立てたりすると、意外と傾いている事があります。その状態でも雲台を使ってカメラを水平にする事は出来ますが、三脚の重心が大きく傾ているのでちょっとした衝撃や風などで倒れてしまう事も・・・。
実際に傾いた状態で三脚を使用して倒した事もありますし(この時はレンズ破損・・・)、危なかったケースも数えきれない程。
こんな感覚的な立て方をしていたらいつかまた転倒させ、三脚や機材の破損させてしまうと思い、水平器を取り付ける事にしました。
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使用している三脚はGitzo マウンテニア(GT2542)
現在使用している三脚はGitzoのマウテニア(GT2542)ですが、水平器は付いていません。
参考記事:【三脚】GITZO(ジッツオ)マウンテニア2型4段(GT2542)の購入理由や使い方を紹介します
一方、同メーカーのシステマティック三脚には三脚の肩の部分に水平器がついているようです・・・そうそう、この位置に水平器が欲しい。
雲台に水平器がついているが・・・
使用している雲台はGitzoの自由雲台 GH3382QDです。
参考記事:GITZO(ジッツオ)の自由雲台 GH3382QD を使ってみた感想
雲台には水平器がついてるのですが、三脚を水平に立てるという意味ではここにあってもあまり意味がない・・・(最終的にカメラの水平を出す為に使います・・・まぁ、専らカメラ機能の水平器を使用しているけど)
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水平器を三脚に取り付けてみた
ざっと調べても専用のものは無さそう※なので、カメラのホットシューに取り付ける水平器を代用する事にしました。色んな形状のものが売っています。私が購入したのはノーブランド品、出来るだけ薄そうなものを選択。数百円とそんなに高くはないです。
※本記事最後に記載していますが、SUNWAYFOTO レベリングプレート LP-76というものがあるそうです。
使用した両面テープは何かとお世話になっている強力両面テープ、日東(Nitto) No.5000NS。
これを両面テープで三脚の肩に接着しましたが、ゴムの部分がセンターポールロックに微妙に干渉してしまいます。
微妙な干渉なので問題ないのですが、気持ち悪いのでゴムを取り外しました。ゴムは簡単に外せました。
これでセンターポールロックと干渉しません。
水平器を取り付けた三脚を使用してみた感想
早速この状態で三脚を実際に使用してみました。結論から言うとものすごく良い。
やはり、段差があるような場所で目分量で立てると結構傾いていました。これで真っすぐに立てる事が出来ます。やっつけな取り付けなので精度の程は分からないけど、目分量よりはマシだろう。
また、強力両面テープということもあってか脱落したりすることもなさそう。水平器が邪魔に感じる事もありません。まぁ、脱落してもそんなに高い商品ではないので精神的ダメージは少ないですけど。
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まとめ
精度はさておき、これである程度は三脚をまっすぐ立たせる事が可能になったと思います。坂道や段差で水平が怪しい時はこれで確認すれば良いですね。目分量よりは安心出来そうです。また、今回のホットシュー水平器も一個数百円の値段なので、コスパも良い。これで転倒リスクが軽減できるとなると嬉しいです。
今回例に出したGitzoマウテニア(GT2542)は方の肩の部分がある程度平らになっていたので水平器を取り付ける事ができました。またある程度センターポールロックと肩の間に隙間があったのも良かったです。三脚の種類によっては難しいモノもあると思うので試す場合は事前に三脚の形状を確認してからの方が良いと思います。
このホットシュータイプの水平器はは色々な形状が売られているので、試される場合は目的に合った物を選ぶのが良いと思います。
SUNWAYFOTO レベリングプレート LP-76
さて、上記の様にDIYして喜んでいましたが、良いアイテムを見つけました・・・SUNWAYFOTO レベリングプレート LP-76。まぁ、値段もそこそこするのでコスパ重視なら今回のやっつけ対策で十分か・・・。今後、不足が出る様ならこちらも購入検討しようかな。
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