愛知県美浜町の野間灯台(のまとうだい)へ星空・天の川撮影に行きましたので、撮影記録を記事にしたいと思います。
強烈な照明があり星空はよく見えませんでしたが、灯台と海岸の美しい景色を楽しむ事が出来ました。
スポンサードサーチ
野間灯台について
1921年3月10日に設置された愛知県で最も古い灯台です。正式には「野間埼灯台」と言います。
恋人の聖地的な感じなっており訪れたカップルたちが「南京錠」をかけたり、「絆の鐘」を鳴らしたりします。(ちなみに、「南京錠」は「食と健康の館」という場所で販売しています)
野間灯台の夜空の暗さ
光害マップで見ると数値は0.88。明るいです。というか、周辺の外灯が明るすぎる為、数値以上に明るく感じます。南中した天の川も薄っすらとは見えていましたが・・・。
スポンサードサーチ
野間灯台の星空の全天写真
360度カメラ(RICOH THETA S)を使用して撮影した野間灯台の星空の全天写真です。下記のClick to playをクリックすれば閲覧できます。
野間灯台 – Spherical Image – RICOH THETA
野間灯台へのアクセス
〒470-3236 愛知県知多郡美浜町大字小野浦岩成20−1
有料(¥300)駐車場あります。
公衆トイレもありました。
スポンサードサーチ
野間灯台で撮影した星空・天の川の写真を紹介
今回訪れたのは2020年6月中旬です。梅雨の晴れ間です。
野間灯台での撮影の前に、近くの「つぶて浦」で星空撮影をしておりました。
そこでは十数名の人が星空を撮影しており、かなりの人気スポットでしたが、こちらは誰も居ない・・・汗
それもそのはず、強烈な照明が点いており、星や天の川がかき消されています。わざわざ、こんな場所で星空撮影する人も少ないですよね・・・(汗)
ちなみに下記写真の右側に写っているのが「絆の鐘」と呼ばれるもの。写真には写っていませんが、撮影場所から右側に「絆の音色」という「南京錠」をかける柵のようなものがあります。
海岸に降りてみると、なかなか美しい造形。そして、南中した天の川が薄っすらと・・・。
もう少し波打ち際を攻めたいですが、波しぶきが結構飛んできます・・・。
地上が明々と照らされているので、ハーフNDフィルターを使用して地上部分を減光してみました。なかなか良い感じになったような?
灯台を正面から撮影。灯台が白飛びしないかと冷や冷やでしたが、何とか撮影出来ていました。
灯台の裏にも回れます。足元が悪く、少々危険な感じではありますが、ワイルドな景色が撮影出来そうです。灯台によって光が遮られているのか、比較的星空も綺麗に見えていましたが、影が出来てしまいます・・・。
海岸の奥まで歩いてみると、照明の光はかなり抑えられました。天の川もボチボチ撮影できましたが、僅かな照明の残照で三脚の影が伸びて写っていました・・・なかなか難しい。
こういう明るい場所では無理して星空や天の川を撮影しようとしない方が楽しめるかも知れません。
そして夜が明けてきました。
いやぁ、この景色を照明無しで撮影したかった!
まとめ
綺麗な海岸と灯台の景色は美しかったです。
強烈な照明さえなければ、星空スポットしてかなり良い場所になったのではないか、と思いますが・・・
折角、それなりに星空が見える場所なのに、勿体無いなぁ・・・と、まぁ自分勝手な意見ですけど汗
夜中にカップルが訪れる様な場所ですので、明るい方が安全かな・・・?でも、星や天の川が見える灯台の方がロマンチックだと思いませんか?
今回の撮影では全ての写真に光害カットフィルター(KANI LPRF Light Pollution Reduction Filter)を使用しました。(一部の写真にハーフNDフィルターを使用)。今回の様な光害を受けた夜空の撮影には重宝します。
野間灯台から車で十数分程の「つぶて浦」での撮影記録は下記より。
また、今回の撮影記録は動画にも纏めてみました(YOUTUBE)
→愛知県 知多半島での星空撮影記録(つぶて浦、野間灯台)
スポンサードサーチ
このブログについて
このブログでは各地での星空撮影記録を記事にしています。下記に地域別にまとめていますのでよろしければご覧ください。
コメントを残す