樫野埼灯台へ星空の撮影に行きました(和歌山県串本町)

樫野埼灯台へ星空の撮影に行きました(和歌山県串本町)

真っ暗な夜空を、灯台の光が照らしています。
「少しまぶしいかな?」そう思いながら星に目を凝らすと、
そこには雄大な「夏の天の川」が見えていました。










和歌山県串本町の樫野埼灯台へ星空・天の川撮影に行きましたので、撮影記録を記事にしたいと思います。



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樫野埼灯台について

紀伊大島の東端に位置する樫野埼灯台(かしのさきとうだい)は、明治3年(1870年)に建設されました。「日本の灯台の父」とも呼ばれるイギリスのスコットランド出身の土木技術者リチャード・ヘンリー・ブラントンが日本で最初に設計した灯台です。


敷地内にはトルコ共和国の初代大統領であるムスタファ ケマル アタテュルク騎馬像があり、この騎馬像は日本とトルコの更なる友好の発展を祈って駐日トルコ共和国大使館より串本町に寄贈されたものです。

樫野埼灯台の夜空の暗さ

光害マップ

光害マップの数値を見ると、東、南は海の為、大きな光害は無さそう。
実際は水平線から立ち上る天の川が肉眼でハッキリと見える程、圧巻の星空です。

ただし、灯台の明かりがクルクルと敷地内を照らしているので少し星空は見え辛いです。

入り口付近にあるトイレの照明も少し気になりますが、それ以外は大きな光源は無く、撮影しやすいです。

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樫野埼灯台の星空の全天写真

360度カメラ(RICOH THETA S)を使用して撮影した樫野埼灯台の星空の全天写真です。下記のClick to playをクリックすれば閲覧できます。

樫野崎灯台 – Spherical Image – RICOH THETA

樫野埼灯台のアクセス

〒649-3631 和歌山県東牟婁郡串本町樫野

広い駐車場あり。周辺の道も狭くはなく、車でのアクセスは良好です。
駐車場から徒歩5~10分程、綺麗に整備された真っ暗な道を歩きます。ライト必須です。

トイレは駐車場、灯台敷地内にもあり


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樫野埼灯台で撮影した星空・天の川の写真を紹介

灯台までは離れているので、駐車場から真っ暗な道を歩きます。
道の途中でも星空を撮影されている方が居られました。場所によっては見晴らしが良いです。

しかし、かなりの人気スポットなのか、10名程の人が居られ、敷地もそこまで広いわけではないので少し気を使っての撮影となりました。

到着すると、こんな景色が広がっています。
正面に灯台、左手に騎馬像。

樫野埼灯台の天の川
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART


銀河を駆ける騎馬像。灯台の光を避ける為、ローアングルで撮影。

騎馬像 星空
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART
ムスタファ 星空 騎馬像
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART

灯台のある風景では、灯台の先端が丸い光になってしまうためソフトフィルターを外した方が良さげです。

紀伊大島の星空
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART


灯台の入り口前の右手付近は、水仙が植えられているようです。暗くて良く見えないですが、踏み散らかさないように注意しましょう。

右奥には展望所もあります。

樫野埼灯台の天の川
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART

薄明と天の川と灯台。敷地が狭く、思う様に星空と撮影するのが難しいです。この位置なら、灯台の光がレンズに直射する事なく、また良い具合に天の川を収める事が出来ました。

樫野崎灯台の天の川
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART


薄明の空は美しいですね。朝焼けもよく見えます。

樫野崎灯台の星空
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART

帰り道、橋の上から撮影しました。

樫野埼灯台の星空
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART

こちらは別の日にSONY a7SⅢで撮影した星空の動画です。よろしければご覧ください。

まとめ

樫野埼灯台では圧巻の星空が楽しめました。やはり、串本周辺の星空は素晴らしいですね。

人気スポットなのか、かなりの人が訪れておりなかなか自由に動けませんでしたが、楽しく撮影をすることが出来ました。

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このブログでは各地での星空撮影記録を記事にしています。下記に地域別にまとめていますのでよろしければご覧ください。

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