2022年の星始めは海と星の見える展望台、平見台園地

2022年の星始めは海と星の見える展望台、平見台園地

2022年の星始めは、和歌山県太地町からになりました。

この日は夕方にレナード彗星を撮影。翌日には同じ場所でしぶんぎ座流星群を撮影しました。
二日続けて足を運びました。

参考記事:再会、そして一期一会。夕方のレナード彗星(C/2021 A1)を撮影(近日点)

参考記事:2022年 しぶんぎ座流星群 極大の夜空を動画撮影しました。


太地町の星空はやはり綺麗です。

和歌山県南部の紀伊大島まで行けば更に綺麗かと思いますが、こちらでも十分。

この日は空気が澄んでいて、空が暗くなる頃には冬の天の川も肉眼で見えていました。

この平見台園地、継子投げの展望台は大好きな撮影地のひとつ。

駐車場から崖を挟んで見える東屋。細い道を歩いて東屋まで向かうと現世と切り離されていくような感覚。なんともファンタジックな印象を受けます。まぁ、昼間だったらそうも思わないのだろうけど、星空のお蔭かな。

平見台園地 星空
SONY FE14mm F1.8 GM


そんなファンタジックな気持ちに浸りながら真っ暗な海を眺めていると、ぼんやりと海面が光っています。
低空のシリウスの星明かりが海面を照らしていたのです。

シリウス 星明り
SIGMA 85mm F1.4 DG HSM ART

この写真は一枚撮りではありますが、微恒星を消し、シリウスにのみ「ぼかし」をかけてほんの少しだけ強調。
肉眼で見ていた印象に近づける為です。

動画でも撮影しました。

SONY a7SⅢによる動画撮影です。

参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】

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あとがき

最近何かと使用頻度の増えたSIGMA 85mm F1.4 DG HSM ART。(上記二枚目の写真の撮影に使用)

もともと購入した理由は、中望遠での星景撮影でした。しかし使いどころが難しく、手放す事も考えていました。

今回のレナード彗星撮影でもかなり役立ってくれました。
私の様に一枚撮りだったり動画撮影を主体とする場合はやはり明るさが命。

70-200 F2.8も便利でしが、2段分暗くなるのはやはりしんどい。


改めて使い方を考えて行きたいと思えるレンズでした。


今使っているSIGMA 85mm F1.4 DG HSM ARTは一眼レフ(EFマウント)用のレンズなので、巨大で重く、持ち運びが辛いのが欠点。


ミラーレス用に設計されたDNシリーズは驚くほど小型軽量化されているので、いつかはこちらに置き直したい所です。