2023年12月13日 20:30 – 23:30 ふたご座流星群極大前夜に流れ星を見にいきましたので記事にします。
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2023年ふたご座流星群極大前夜
まずは結果。3時間 カメラ2台で102個の流れ星を撮影出来ました。カメラ1台1時間あたり17個。
肉眼では30分で6個見えました。眺めていれば流れ星は見えるなぁという感じ。暗い流星が多い印象でした。
まずはふたご座の位置。有名なオリオン座の隣なので、見つけやすいですね。放射点は、下記画像で示すとふたご座の頭あたり(カストルの上の方)。
オリオン座を通過する明るい流れ星。肉眼でも見ましたが流星痕も見えてとても奇麗でした。
木星の下に明るい流れ星。
少しわかりづらいですが、赤っぽい流れ星も。
紹介した写真は全て動画からの切り出し。撮影した動画はYouTubeに掲載しています。
機材・撮影設定等についてよく聞かれますが、流星群だからといって特別な機材・設定ではなく、普通に星を動画で撮影する設定です。今回はやや夜空の明るい場所で撮影していたので、次のような設定。
ISO128,000(十二万八千)、F1.4、SS1/25sec
カメラSONY α7SIIIとSII。レンズはSIGMA 14mm F1.4 DG DN Art、またはSIGMA 20mm F1.4 DG DN Art。映像は撮って出しではなく、S-LOG3での撮影で編集、ノイズ処理もしています。流星の検出は8倍速再生による目視。かなり集中力のいる作業です。
SS(シャッタースピード)はお好みで。これより遅くすると、夜空を明るく撮影は出来ますが流星にカクつきが生じますし、早くするとより滑らかになりますが映像としては暗くなります。個人的には明るさと動きのバランスを考え、SS1/25secがベストだと考えています。もちろん、好みの問題です。私は肉眼で見えていたくらいの明るさで撮影出来れば良いと考えているので、これくらいで十分です。
理想は60FPSで、滑らかな動きは肉眼で見たときの感動に近いものがありますが、映像は暗くデータ容量も膨大になるため、いろいろと厳しいです。
こちらも記事もよろしければご覧ください。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
こんな感じで星空・天の川、流星群等を動画撮影しています。
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去年2022年との比較
去年2022年のふたご座流星群極大前夜は、3時間カメラ2台で93個の流れ星を撮影していたようです。今回は102個なので、ほぼほぼ同等レベルで流れていたようですね。
参考記事:2022年ふたご座流星群の動画撮影記録まとめ(極大)
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あとがき
もう完全に冬。少し前まで聞こえていた虫の声も、もう聴こえない。冬の夜は、耳が痛いほどに静かだ。しかし、こんな静かな夜も良いものです。
極大前日とはいえ、普通に見て楽しめる数の流れ星は流れていました。お気に入りのアウトドアチェアに座り、星空を眺める時間は至福だ。座り心地が本当に良い。油断すると眠ってしまいそうなほど・・・。
今年最後のビッグイベント、ふたご座流星群もついに終わり、あとは完全年末モード。楽しみにしていた分、極大当日が曇ってしまったのがなんとも悲しい。しかも、例年以上にたくさん流れたらしく、観察したかったものです。
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