2024/10/14 夕方の藤原宮跡で見た紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)

2024/10/14 夕方の藤原宮跡で見た紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)

2024/10/14 夕方。奈良県橿原市の藤原宮跡で双眼鏡で紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)を観察しました。

スポンサードサーチ

夕方の藤原宮跡で見た彗星

藤原宮跡ではコスモス畑が見頃となっています。

18:05 双眼鏡で彗星を確認。カメラでも撮影しました。

藤原宮跡 C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS 紫金山・アトラス彗星
F2.8 0.6sec ISO320 185mm SONY α7SIII+SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II


そのあと、すぐに肉眼でも見える様に。奈良盆地の市街地でも、肉眼で見える事に驚きました。
ローアングルからコスモスと彗星を撮影しました。

奈良県 C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS 紫金山・アトラス彗星
F7.1 2sec ISO1600 78mm SONY α7SIII+SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

コスモス C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS 紫金山・アトラス彗星
F1.4 1/6sec ISO1600 50mm SONY α7SIII+SONY FE50mm F1.4 GM

リアルタイムの動画でも撮影しました。風に揺れるコスモスと彗星。動画ならではの表現です。

参考記事:リアルタイム星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)撮影設定、使用機材など【星景動画】

YouTubeチャンネル「星を撮りに行く」

あとがき

夕方は雲が多く、半ば諦めながら現地に到着しましたが、セッティングをしているとスッキリと晴れました。とてもラッキーです。奈良盆地の市街地からでも、肉眼で彗星が見えるとは驚きでした。

さて、今回撮影した動画ですが、少し暗めに仕上げました。それは、肉眼での印象を大切にしたかったからです。しかし、あとになってから「少し暗すぎたかな?」と考えてしまいましたが、一日たって改めてみると「いや、これで良かった」と思えました。

SNSでは強調された彗星写真が多く、肉眼の印象とはかけ離れています。もちろん、それが悪い事だとは思いませんが、やはり肉眼での印象を思い出せるような、そんな映像も良いな、と改めて思った次第でした。

自分の体験をそのまま映像として記録出来るカメラ SONY α7SIII。そして安心して使用できるレンズたち。今回の彗星撮影で、改めて本当に良い機材たちだと思いました。

参考記事:SONY a7SⅢで星空撮影して思うこと(星景写真、動画)

参考記事:SONY FE50mm F1.4 GMを星空撮影に使っていて思う事(レビュー/SEL50F14GM)

参考記事:SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)で星空・天体撮影(レビュー)