2025年8月の星空・天の川の見える方角、見え方と月の出入り、個人的な撮影候補日をこの記事に纏めます。(奈良県を基準に作成しています)
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2025年8月の天の川の方角と見え方
2025年8月の新月23日の星空です。
空が暗くなる20時頃、南の空に立ち昇る夏の天の川。

0時頃には、西の空に大きく傾き、天の川の濃い部分は地上に隠れつつあります。

空が明るくなり始める4時前、夏の大三角も北西の地上に隠れてしまいます。

同時刻、東の空ではオリオン座等の冬の星々、天の川が立ち上っています。夏の終わりを感じますね。

画像は「ステラリウム」より引用。
2025年8月の月の出入カレンダーと星空・天の川観測の候補日
星空や天の川を綺麗に見るには、月の出入りに気を付ける必要があります。下記に月の出入り時間をまとめました。(空が暗くなる、明るくなり始める時間帯は日の入、出時刻の1時間半前後を目安に)

データは「国立天文台 各地のこよみ」より参照。
1~7日は月の入り後から空が明るくなる(3:40頃)まで。西の空に傾いた天の川、夜明け前の冬の星々を観察したいです。
12~19日は空が暗くなってから(20:20頃)、月の出まで。南の空に立ち昇る雄大な夏の天の川を観察していきたいです。また、13日(AM5時)はペルセウス座流星群が極大を迎えます。月明りに負けない明るい流れ星を期待して、流星群を眺めてみたいですね。
20~26日は新月付近ですので、月明りを気にせず一晩中星空を観察できそうです。
27~31日は月の入り後から空が明るくなる(4時前頃)まで。月は早い時間に沈むので長い時間、星空を観察できそうです。
※主観的な撮影候補を記載しています。また月が出ていない時間帯に限定して記載しました。しかし月が出ていても月齢や月の位置よっては天の川は見える事もあります。月明かりを利用して撮影するのも面白いです。
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実際に8月に撮影した星空・天の川を紹介
2020/8/14 20:38撮影。

2020/8/29 3:09 撮影。夜景の上に登るオリオン座。ハーフNDフィルター、 光害カットフィルターを併用して撮影しています。
参考記事:夜景と星空を撮影!光害カット&ハーフNDフィルターの効果は?

2020/8/12 23:18 ペルセウス座流星群(この時の極大は12日22時)の夜に撮影した天の川と流れ星です。

夏の夜、場所によっては蚊等も多いです。防虫対策も必要です。
参考記事:効果ある?ない?着る防虫、Foxfire・スコーロンを試してみた(レビュー)
2023年8月11~12、海辺でペルセウス座流星群と天の川を眺めてきました。極大前日でしたが沢山の流れ星が見れました。波音を聞きながら、天の川と流れ星を眺める最高の時間でした。
こちらは2024年8月10日伝統的七夕に撮影した星空の動画です。今年2025年は8月29日が伝統的七夕です。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
参考記事:流星群、流れ星の動画での撮影方法、機材やカメラ設定(SONY α7SIII)
こんな感じで星空・天の川、流星群等を動画撮影しています。
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綺麗な星空・天の川を見る方法
天の川を見るには時間や月の出入以外にも天候や場所が重要です。
こちらの記事に場所の選び方、天候の調べ方等も記載していますので、特に星空観測に慣れていない方はご覧ください。
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